
海外の電磁波過敏症の話題
海外の電磁波過敏症についての話題が、最近、相次いでネット上で日本語で紹介されました。概要をご紹介します。【会報編集担当】 ◇ 「電波望遠鏡の村が電磁波過敏症の人のメッカに、米国」11月15日AFP 「電磁波、来ないで」11月11日WirelessWire News 「奇病・電磁波過敏症が増加…スマホもパソコンもNGに」10月16日英デイリー・ミ...
海外の電磁波過敏症についての話題が、最近、相次いでネット上で日本語で紹介されました。概要をご紹介します。【会報編集担当】 ◇ 「電波望遠鏡の村が電磁波過敏症の人のメッカに、米国」11月15日AFP 「電磁波、来ないで」11月11日WirelessWire News 「奇病・電磁波過敏症が増加…スマホもパソコンもNGに」10月16日英デイリー・ミ...
バイオイニシアチブ・ワーキング・グループからの警告 電磁波の人体影響の研究や公衆衛生の政策に関する専門家らで構成している バイオイニシアチブ・ワーキング・グループが4月に公表したニューズリリースを紹介します。出典はこちら。【会報編集担当】
超低周波電磁波の職業曝露と脳腫瘍との関連を調べた7カ国共同の大規模な疫学調査の結果が6月に発表されました。発症の1~4年前により多く曝露された人のほうがリスクが上昇するという結果でした。その要約をご紹介します。出典"Occupational exposure to extremely low frequency magnetic fields and ...
インドのグル・ナナック・デヴ大学の研究者らが、携帯電話基地局周辺住民と「健常者」について、遺伝子損傷の程度を比較した研究を7月に発表しました。基地局に近い住民のほうが、遺伝子損傷の程度が大きいとの結果でした。その要約をご紹介します。原文"OA cross-sectional case control study on genetic damage in...
上田昌文さん(NPO法人市民科学研究室代表) 本文はこちら
フランスのパリ郊外、エソンヌ県に住む32歳の電磁波過敏症の男性が、県の障害児・者センターMDPHより、補助金を受け取ることになった。電磁波過敏症が、障害と認められ、フランス国内で、障害保障を受けるのは、これが初めてである。この男性は、数年前、職務中に大きな電磁波にさらされ、それ以後、電磁波に対し過敏になり、休職していた。男性は、この補助金で、電磁波測定...
モスクワ州の住民ニコライ・レスニコフ(Nikolai Lesnikov)さんは、自宅から20m離れて建てられた携帯電話塔の撤去を求めた裁判に勝訴した。昨年後半、携帯電話会社MTS(モバイル・テレシステムズ社)を提訴していた。MTSは、決定発効後4カ月以内にタワーを撤去しなければならない。("Russians find electromagnetic rad...
ドイツのオルデンブルク大学の感覚神経学教授ヘンリク・モウリトセン(Henrik Mouritsen)氏は、渡り鳥が本能的に持っているはずの渡りの行動が、めちゃくちゃになっていることに気づき、3年かかって真相を突き止めた。夜間に渡りをするヨーロッパコマドリを入れる木製の小屋の中にアルミニウム製のファラデーケージ(アースされた金属のかご。地球の強力な静磁場...
フランス・ボルドーの公共衛生研究所(ISPED)の研究者らが携帯電話使用と脳腫瘍の関係を調べた論文が5月に公表されました。疫学調査では月平均15時間以上携帯電話で通話している人は、非常用者と比べて神経膠腫のリスクが4.04倍(95%信頼区間(CI)1.84~8.86)に増えるなど、総じてヘビーユーザーほどリスクが上がる結果でした。この論文のアブストラク...
J.M.モスコヴィッチ(米・カリフォルニア大学バークレイ校)訳・上田昌文さん(NPO法人市民科学研究室代表) 以下は個人で運営されている「電磁波の安全性を問う」と題した(Electromagnetic Radiation Safety、副題には「携帯電話、Wi-Fi、スマートメーターによる電磁波曝露の健康影響と、その潜在的な危害を低減するための方策」...