調査研究一覧

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基調講演「もう一つのヒバク 電磁波について」

荻野晃也さん(電磁波環境研究所所長)  今回の催しの名前は「もう一つのヒバク」だが、ガンマ線やエックス線(放射線)も電磁波の仲間だ。ガンマ線やエックス線は発がん性が知られていたが、ここ数十年、もっと周波数が低い電磁波もどうも人間に悪いようだと言われてきたのが電磁波問題だ。 生物進化と電磁波 私は電磁波問題は地球環境問題であると言っている。科学技術の進...

シンポジウム まちじゅう基地局時代の ヒバク公害の予防と救済

-研究の始まりを市民とともに考える-  シンポジウム「まちじゅう基地局時代のヒバク公害の予防と救済-研究の始まりを市民とともに考える-」が6月10日、大分県別府市の別府大学で開かれました(主催・日本環境学会別府大会実行委員会)。 調査・研究がほとんどない日本 まず、近藤加代子さん(九州大学芸術工学研究院准教授)がシンポジウムの趣旨を説明。「現在はいつ...

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ドイツの疫学調査 携帯電話基地局の電磁波でホルモンが変化

 この記事は、3月24日開催シンポジウム「もう一つのヒバク 携帯電話基地局の健康被害を考える」での配付資料から、加藤やすこさんの許可をいただいて転載いたしました。【会報編集担当】 ◇   ドイツ、バイエルン州のリムバッハ村では、2004年1月に携帯電話基地局(900MHz帯)が稼働しました。クラウス・ブックナー博士とホルスト・イーガー博士は約2000...

携帯電話基地局周辺における健康調査報告 「兵庫県川西市の健康調査と電磁波過敏症について」

加藤 やすこさん(ジャーナリスト) 電磁波過敏症 電磁波過敏症という病気が増えている。このペースで増えると2017年に総人口の50%が発症するというグラフを、先ほど荻野晃也先生が示した。花粉症を含む鼻炎アレルギーの発症率は今43%だということを考えると、その数字が実現してしまう可能性があると思う。 電磁波過敏症の主な症状は、不眠や中途覚醒などの睡眠障害...

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基地局の健康リスクに関する疫学証拠

ビニ・G・クラナほか  スウェーデンの著名な研究者レナート・ハ―デルを含む6名の科学者・研究者の共同論文です。PubMedを基に検討した論文で、日本の総務省が根拠にしているICNIRPの国際ガイドライン値(熱作用基準値)では、健康は守るには不十分、と示唆しています。【渡海伸・訳も】 ◇  無線通信技術(携帯電話や基地局等)によるマイクロ波/無線周波数波...

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ブラジルの疫学調査 基地局周辺でがん死亡多発

ベロオリゾンテ市の調査研究 携帯電話基地局からの無線周波数(高周波)電磁波が、腫瘍を原因とする死に関係するのではないかとする研究が、ブラジルで発表された。研究チームは、国立ミナスヘライス大学のアディルサ・コンデッサ・ドーデ博士ほかの計10人で、ドーデ博士が研究責任者である。研究チームは、ミナスヘライス州のブラジル第3の都市ベロオリゾンテ市(人口237万5...

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総務省「第6回生体電磁環境検討会」 電波発がん性2B評価などの安全強調に躍起

 総務省の「第6回生体電磁環境に関する検討会」が7月22日に開催されました。同検討会は、委員20名中10名が過去に電波産業会の委託研究を請け負っていたことがある(1)一方、電磁波による健康影響の可能性を示す研究を行った研究者や、電磁波障害の診療に取り組んでいる医師、電磁波問題に詳しい市民団体等は参加していない偏った構成となっています。事実上「電波は危険で...

事業仕分け「総務省の研究は廃止を含めた全面的見直しを」

 民主党を中心とした現政権の目玉施策である「行政事業レビュー」、いわゆる事業仕分けにおいて、6月4日、総務省による「電波の安全性に関する調査等」について審議された結果、「廃止を含めた全面的な見直し」との評決となりました。 その理由として、「今の時点で安全性のバッファーは極めて大きく、基準作りに意義のある調査が行われているかどうか不明」という、電磁波問題へ...