東京ガスは、今年1月より、都市ガスの供給エリア全域にスマートメーターを導入すると発表しました。同社は一部地域でスマートメーターを先行導入してきましたが、これを全域に拡大するとのことです。現在設置されているガスメーターの期限切れや新設などの機会に設置を行うことで、2030年代前半の導入完了を目指すとのことです。
電気のスマートメーターは「エネルギー基本計画」の閣議決定により「全戸導入」が国策とされた一方、ガス、水道のスマートメーターはそうではないありません。このため、ガス、水道のスマートメーターで、消費者の拒否にもかかわらず強制された事例は、今のところ当会は把握していません。東京ガスによるスマートメーター全面展開で、事実上の強制が行われないか、引き続き注視していきます。
東京ガスのスマートメーターは、2021年6月の東京都大田区を皮切りに、市町村単位で導入されてきました。