会報9号10ペ−ジの訂正と解説

<電界強度と電力密度の関係の計算式>

(誤)   mW/cm2 = (V/m)2 ÷ 3770
                    ↓
(正)   mW/cm2 = (V/m)×(V/m) ÷ 3770

 なお、電界強度と電力密度との関係をみる際は、デジタル式の場合圧縮しているので数値が低く出るケ−スもあるので、「電界強度」だけでなく「電力密度」も同時に測定するほうがいいと京都大学・荻野晃也先生からアドバイスもありました。(つまり電界強度から計算して電力密度を出すのでなく、電力密度ではじめから測定するなり聞くべきです。)
 必ず上のようなケ−スがありえるわけではなく、デジタル化ではそうした低く数値を示すことが可能という意味で「電力密度」と「電界強度」と「電流密度」とが実測で一定の関係式で合致するならばごまかしはありません。


<IDO千葉市花見川中継局実測値についての見解の訂正について>

 会報9号で電界強度の防護基準値との偏差数字をもって「ザルツブルグ違反」と解釈しましたが、この実測電界強度を正しい計算式で電力密度に換算すると、とてつもなく低い電力密度値になります。会員の○○さんからは「私たちの地域(奈良市)のすべての高周波の実測値は最大値1.0μW/cm2で、平均値0.044μW/cm2です。測定器はワンデルゴルタ−マンEMR−20です。」とアドバイスをいただきました。そこから推定すると、IDOの実測値はかなりごまかしが考えられます。一つは、「実測電界強度値」にチャンネル数(ch)を掛ける(×)こと。二つは、デジタル式で圧縮し数値を減らして見せていること。三つは、「平均値」なり「少ないチャンネル数」で実測した、ことが考えられます。会員の方がたからの指摘がなければ携帯会社の「実測値」なるものを信じてしまうところでした。見解の訂正と指摘への感謝をこの場で述べさせていただきます。


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