海外情報

(抄訳 TOKAI)
マイクロウェ-ブ・ニュ-ス2001年5〜6月号より

英国医学協会が携帯電話への予防原則を支持する

 ロンドンに事務局を置く英国医学協会(BMA=British Medical Association)は、子どもが携帯電話を使うことを制限し、使うときはなるべく短い時間にすることを等を内容とした「携帯電話の健康影響を配慮した予防策」を提唱した。
 5月24日に発表された暫定報告でBMAは「携帯電話に対する認識のギャップの大きさ」を認め、携帯電話の健康への影響への科学情報をしっかり集め把握するまでは予防原則に立つことが望ましいとした。
 BMAの今回の勧告は昨年5月のスチュワ−ト報告勧告とパラレルな関係にあり、スチュワ−ト勧告を支持している。
 今回のBMAの報告の中には、他の欧州での計画同様、英国の継続中の健康影響研究を要約した表も入っている。


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