ドコモが住民無視で鉄塔建設計画

福井市運動公園地区で大きな反対運動

□説明会前に工事着工しようとした
 NTTドコモ北陸が福井県福井市久喜津町に高さ40メ−トルの携帯鉄塔を周辺住民に事前もなく建てようとしていることに、隣接する運動公園(福井国体が開かれた地域が住宅地になっている)地区の住民が反発し反対運動開かれたに取り組んでいる。
 住民たちは1月24日に近隣で反対運動に成功した塚谷さんと守内さんを呼んで85名で勉強会をし、2月28日には電磁波問題市民研究会から講師を呼んで、169名で学習会をもった。そして約4300人分の署名を集め反対運動を展開する一方で、ドコモに対し文書で建設中止要望も行なってきた。

□工事強行の姿勢を変えない
 しかしドコモの姿勢は頑なで2月18日には工事着工の回答文書を送りつけてきた。これに対し住民側は阻止行動を組みとりあえず工事は着工はさせなかった。
 3月7日に第1回ドコモ説明会が開かれたが、468名の住民が参加し、真夜中の12時過ぎまで5時間半に及ぶほど住民の怒りは強かった。そして3月20日の第2回説明回にも住民360名が参加したが、ドコモは工事着工の姿勢は変えないままでいる。
 現在も住民は不眠不休で反対運動に取り組んでいる。こんなドコモの横暴さを許せば、民主主義は吹っ飛びます。


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