<海外情報>

デジタイムズ・テレコム
2006年3月16日
(翻訳:TOKAI)

台湾で携帯電話基地局反対運動が激化

携帯電話会社とって電磁波問題はコスト負担

 台湾では、現在住民たちによる携帯電話基地局反対運動があちこちで起こり、携帯電話会社は重大な問題を抱えている。住民たちが基地局に反対するのは、アンテナから出る電磁波の健康影響への不安のためである。住民による広範な携帯基地局反対運動の問題点は、一つに携帯電話会社に大きなコスト負担を与えていることと、二つに台湾での第3世代携帯電話への移行がスム−ズにいかないことにある。台湾の携帯電話会社大手のWiMAXにとっても例外ではない。
 台湾の携帯会社の連合組織であるTTIDAによると、台湾国内にある4万9千基の基地局のうち約2千7百基が反対運動に会い、約9百基が阻止されているという。


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