電磁界情報センタ−開所記念シンポジウム

電磁波問題市民研究会事務局長が講演者に招聘される

□経産省のワーキンググループ報告書がきっかけ
 2008年12月12日(金)に、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センタ−において、電磁界情報センタ−開所記念シンポジウムが開催されます。電磁界情報センタ−の設立は、2008年6月30日に公表された経済産業省原子力安全・保安部会電力安全小委員会に設置された電力設備電磁界対策ワ−キンググル−プの報告書で、リスクコミュニケ−ション活動の充実と明示されたことがきっかけになっています。

□(財)電気安全環境研究所の中に設置される
 このワ−キンググル−プの政策提言を受けて、2008年11月4日、財団法人・電気安全環境研究所の組織として電磁界情報センタ−は発足しました。このシンポジウムは、電磁界情報センタ−の開所記念として開催されるものです。

□当会は電磁界情報センタ−に批判的です
 2008年10月の下旬に、電磁界情報センタ−の職員が、電磁界情報センタ−についてご意見を聞きたいと、事務局長に会いに来ました。そこで、「WHOのクライテリアで述べているリスクコミュニケ−ションとは、利害関係者の参加が前提である。今回のセンタ−の人員配置はその点で公平性を欠く」と批判しました。そうしたら、その職員は「私たちとしては、中立でありたいと考えています。つきましては、このシンポジウムに市民の立場として参加していただきたい。」と要請してきたので、参加を了解しました。

□シンポジウムでは独自の意見を述べます
 シンポジウム講演者などで当会事務局長のほかの人たちは、電磁波の健康影響について懐疑的な人はいそうもありません。参加する以上は、当会の活動に基づいて、独自の意見を明快に述べます。


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