スカイパ−フェクトの巨大アンテナ問題

□住宅地に非常識な巨大パラボラアンテナ
 衛生デジタル放送会社;スカイパ−フェクト・コミュニケ−ションズ(スカパ−)が、東京都江東区のマンション街のビル屋上に、直径7.6メ−トルの巨大なパラボラアンテナをいくつも設置する問題で、近隣住民たちは、工事差し止め訴訟を東京地方裁判所に提訴しています。設置場所は江東区役所の近くで一等地です。

□東京地方裁判所の裁判官が現地視察
 この裁判は証人尋問の段階へと進む予定ですが、アンテナの設置場所は住宅密集地であり、アンテナと住宅部分の距離が異様に近いことを担当の裁判官に実感してもらう目的で、住民たちは現地視察を要請し、そのための署名を220筆集めました。その甲斐あって、2009年6月8日に、裁判官の現地視察が実現しました。

□百名超える住民が裁判官を歓迎
 当日の午後2時50分に、裁判官3名が書記官とともに、車で着きました。約百人の住民が手に手にプラカ−ドや横断幕を持って出迎えました。
 裁判官一行は、スカパ−東京メディアセンタ−屋上や付近の建物を、次々と視察しました。近くの屋上から住民たちは横断幕を掲げ、手を振り裁判官にアピ−ルしました。
 アンテナ設置場所があまりにも不適切であり、多くの住民が反対であることを、大いにアピ−ルした1日となりました。


会報第59号インデックスページに戻る