社会的分野一覧

電磁波&関連ニュース

5Gの新電波4.9GHz帯をソフトバンクへ割り当て  総務省は2024年12月13日、第5世代移動通信システム(5G)の新しい周波数である4.9GHz帯の割り当て先を、唯一応募したソフトバンクにすると認定した。この周波数帯は現在、665の事業者などによって、高速道路の交通監視・保守整備や、地下鉄の路車間の映像・データ伝送など、様々な用途で使われている...

大磯町で携帯電話基地局条例制定を目指す勉強会

 2025年1月19日(日)、神奈川県大磯町にある大磯町立図書館大会議室で「携帯電話基地局からあなたの健康を守る 条例制定を目指す勉強会」が開催された。この会は長く大磯町などで活動を続けている「携帯電話基地局問題大磯の会」の村越史子さんらが開催したものです。 村越さんはこれまでも会報でも紹介してきましたが、大磯町に移り住んだ後の2021年に自宅のすぐ前に携...

各地の取り組み

携帯基地局条例ができた二宮町で講演会  神奈川県二宮町(にのみやまち)は、小田原駅から東海道線で3つ東京寄りの「二宮駅」が町の中心です。人口約2万7千人で落花生とオリーブとみかんが特産の湘南の町です。前号(会報150号)第1面で「二宮町で携帯基地局条例制定」で紹介された町です。 10月24日、町の生涯学習センター「ラディアン」で「電磁...

電磁波&関連ニュース

5G推進企業の優遇税制を廃止へ  政府、与党が、5Gを推進する企業の法人税を優遇する税制を2024年度末で廃止する見通しであることが分かった。要件が厳しく制度の利用が広がらなかった。所管する経済産業省が年度末に期限を迎えるにあたって廃止を要望しており、年末にかけての25年度税制改正議論で決定する。5Gの優遇税制は基地局や送受信装置など5G関連の設備投...

「ニセ科学」「疑似科学」批判本の問題点 -社会進歩への抵抗勢力

網代太郎(電磁波研会報編集長) 『科学がつきとめた疑似科学』(2024年2月、株式会社エクスナレッジ発行)という書籍に電磁波のことが書いてあるので、読んで感想を聞かせてほしいというメールを電磁波研会員の方からいただきました。私の地元の図書館にありましたので、借りて電磁波の部分を中心に読んでみました。これまで読んできた「ニセ科学」「疑似科学」を批判する書籍と...

二宮町が携帯基地局条例策定基地局設置前の説明を義務化

二宮町条例における近隣住民の範囲(二宮町携帯電話基地局の設置等に係る紛争の予防と調整に関する条例の骨子(案)より)  神奈川県二宮町は、携帯電話基地局の設置などに際して、事業者が近隣住民へ事前説明を義務付けることなどを定めた条例を9月12日に公布しました。携帯電話基地局の設置と改造について近隣住民への事前説明を規定した条例は、これまで、同県鎌倉市、宮...

WHOのレビュー論文を研究者らが批判

網代太郎(電磁波研会報編集長)  世界保健機関(WHO)が、高周波電磁波による健康影響の評価について見直しを行うため、これまで世界中で行われた研究をまとめて評価する系統的レビュー(システマティックレビュー=SR)を行うよう、研究者へ委託しています。その一部の結果が公表されました。これまで公表されたSRの結果は、熱作用を引き起こすほど強くない電磁波で健...

東京23区の基地局問題への対応を調査

Aさん(東京都、電磁波研会員)  東京都板橋区の携帯電話基地局に、私たち周辺住民が反対している件[編注:会報144号など参照]で、今年の2月、立憲民主党区議の事務所に活動報告をする為伺いました。その際「他の23区ではこうした携帯基地局の相談の声は上がっていないのでしょうか?」という疑問を口にしたところ、議員さんはその場ですぐに区の担当の方へ電話をして...

追悼・松本健造さん

鮎川哲也(電磁波研事務局) 松本さんの新刊『健康をむしばむ電磁波』  電磁波の問題を長く追い続けてきた松本健造さんの著書『健康をむしばむ電磁波』(緑風出版・2640円)が刊行された。2007年に出版された『告発・電磁波公害』(緑風出版)に続き松本さんが電磁波の問題を丹念に取材し、詳細に報じた渾身の書である。 そして本書は松本健造さんの遺作となっ...

住民の陳情を町議会が趣旨了承 大磯町が楽天に説明会開催を要請へ

 神奈川県大磯町の自宅のすぐ脇に楽天モバイルの基地局が設置されてから、家族や自分が体調を崩し、引っ越しに追い込まれた村越史子さん(会報第140号ほか)らは、大磯の住民、町、町議会への働きかけを継続しています。楽天に説明会を求める陳情が町議会で趣旨了承され、それを受けて町長が楽天へ説明会開催を要請すると表明しました。 村越さんの自宅(当時)脇に建てられ...

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