5Gアンテナに囲まれ体調不良
大阪府に住むBさんは5Gアンテナに囲まれていて体調を崩していると訴えています。具体的にはパソコンのマウスを使っていると右腕が痛くなります。血管の奥がズキズキと痛くなるそうです。アースにしたら良くなりました。しかし数か月後にはまた頭痛が始まりました。なにか良い対処法を探しています。【大久保貞利】
板橋区で家の前のビルに基地局建った
東京都板橋区にCさんの家の前にある5階建てオフィスビルの屋上に基地局が建ちました。基地局は熱をもつため、24時間冷却ファンが稼働します。その音が24時間続くので夜眠れません。Cさんは今妊娠中で5か月後に出産が予定されています。自分だけでなく、生まれてくる赤ちゃんへの影響も心配です。とりあえず電磁波計測から始める予定です。【大久保】
基地局への危機感がない藤沢市
2023年9月の藤沢市(神奈川県)市議会で神奈川ネットワークの議員が携帯基地局について一般質問をしました。想定していたとはいえ、市当局の頼りない答弁に住民たちは失望しています。具体的には以下です。
市民自治部長答弁(抄)「本市に携帯基地局についての担当部署はありません」
環境部長答弁(抄)「電磁波に関する問い合わせは総務省の窓口を案内している」「本市では公害相談として電磁波の相談を個別に受けるほか、国の動向などの情報収集、本市の実態把握に努め、市民の不安の解消を図ってまいりたい」
住民たちは「安全に関する無責任な国の情報や不安の解消を求めているのはなく自治体に電磁波被害の防止と対処に関する具体策を望んでいる」のです。今後も住民たちは、事実関係の提示や意見、要望を積極的に出していきます。(電波塔を考える会・羽島の会報ニュース10号より)【大久保】
スマートメーター相談は相変わらず続いています
スマートメーターに関わる相談は、相変わらず月あたり10件以上きています。大阪府のDさんの例です。Dさんは昨年アナログメーターに戻させました。関西電力ははじめ「東京電力と違い通信部と本体が分かれたスマートメーターは関電では扱っていません。通信部が取り外せない一体型しかありません」と断言していました。しかしあとになって「通信部が外せる分離型もあります、に変わりました。つまり①30分ごとに1回発信する通常型、②月1回のみ発信する型、③通信しない型、の3種類ある、というのです。しかし「通信しないのならスマートメーターではもはやない、従来型のアナログメーターでいいではないか」と反論しました。通信しないスマートメーターと矛盾に満ちたメーター(そんなものはありえない)を平気で提案する関電は信用できない、とDさんは徹底的に拒否するそうです。【大久保】
関電エリアでスマートメーター不使用の事例
東麻衣子さん(アナログメーターの存続を望む会)からの情報です。東さんがアナログメーターを使いたいとお願いし続けた結果、関西電力はスマートメーターに交換しないための協定を結ぶことを提案してきたとのことです。協定は、電気使用量について、過去の使用実績(前月、前3カ月平均、前年同月)のうち、1日あたりの平均使用量が最も少ないものを算定基礎として、それに日数に乗じて電気料金を決めるという内容とのことです。協定を結ぶことやその内容については議論がありますが、関電エリアでも消費者側がスマートメーター拒否を貫くことができたという、貴重な事例だと思います。【網代太郎】