過敏症一覧

群馬の保健所のウェブページから「電磁波」削除 「県内の他保健所からの意見で」と説明

群馬県桐生保健福祉事務所の変更前のウェブページ(左)と変更後。  群馬県の桐生保健福祉事務所(保健所)のウェブサイトに「化学物質や電磁波に過敏な方へ」と題するページが掲載されたことを会報前号で紹介しました。ところが4月11日、「化学物質に過敏な方へ」にタイトルが変更されました。そして、当会へのリンクなども削除されました。 私(網代)が同事務所に電話し...

薬剤投与と、ビタミンD・亜鉛補充による化学物質過敏症治療

平久美子さん(東京女子医科大学附属足立医療センター)ら 日本臨床環境医学会学術集会(2024年6月)での発表から  電磁波過敏症の方も一部含みますが、どちらかというと化学物質過敏症(MCS)の治療についての発表です。平さんは東京女子医科大学附属足立医療センターの麻酔科(ペインクリニック外来)で、患者の診療にあたっています。ペインクリニックの「ペ...

一般大学生対象の過敏症調査

北條祥子さん(東北大学大学院歯学研究科)ら 日本臨床環境医学会学術集会(2024年6月)での発表から  化学物質過敏症、電磁波過敏症の可能性があるかどうかを調べたり、過敏症発症者の病状の重さを調べたりするための国際共通環境過敏評価調査票(問診票)を用いて、一般大学生を対象に行った健康調査の結果を、北條さんらは発表しました。 2021~2...

各地の取り組み

東京のたんぽぽ舎で電磁波学習会  1月22日、東京都千代田区水道橋駅近くのたんぽぽ舎で電磁波学習会が開かれ、24名が参加しました=写真。たんぽぽ舎は反原発運動を展開する市民団体で、全国的に知られている団体です。当日はⅠWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)と別のユーチューバーの2台のカメラが入りました。反原発の運動体と電磁波の運動体が...

電磁波&関連ニュース

米NTPが携帯電波の研究を打ち切る  米国立環境衛生科学研究所は2月1日付で、米国国家毒性プログラム(NTP)における携帯電話電波に関する研究を終了すると(正式に)発表。同研究所は「この研究は予想以上に技術的に困難で、より多くのリソースを要するものだった。電波についての更なる研究は計画されていない」と述べた。(2/7 電磁界情報センターのウェブサイト...

ハーデルらが発表 5G基地局で健康影響が出た8事例

網代太郎(電磁波研会報編集長) 写真1 事例2のオフィス兼住宅。①の男性のオフィスが基地局の真下にある「1」。②の男性のオフィスが「3」(論文より)  自宅などの近くに5G基地局を設置されたり、5G基地局が近くにある場所に滞在した後に様々な症状が出た事例研究(ケーススタディ)を、スウェーデン環境がん研究財団のLennart Hardell(レナ...

京都新聞が、電磁波過敏症の方を大きく取り上げた

3月6日付『京都新聞』。著作権保護のためi加工しています  3月6日付『京都新聞』の「地域プラス」の欄で、京都府舞鶴市の電磁波過敏症発症者のMさん(25歳。記事中は実名)のことが、とても大きく取り上げられました。電磁波問題をほとんど取り上げない日本のマスメディアにあっては、たいへん珍しいと思います。 Mさんの記事が掲載されたきっかけは、Mさんによる同...

スイス 5Gの現状と、電磁波で苦しむ方への医療支援

網代太郎(電磁波研会報編集長) MedNISのホームページ  健康影響の懸念から5Gの展開を一時停止していたベルギーのブリュッセル首都圏地域政府が5Gを開始したことを会報第145号でお伝えしました。5Gのために電磁波の規制値も緩和しましたが、ICNIRPの国際指針値よりは厳しいままであり、5Gを無警戒に推進している日本とは事情が異なります。そし...

保健所への働きかけを始めました

石黒貴子(電磁波研事務局)  こんにちは、石黒です。最近、自分の仕事にも関わりのあるテーマで、大学の講演に参加をし、その後の懇親会に参加を致しました。これを聞くと、一見、本当に重い電磁波過敏症?と思われるかも知れませんが、実際には、1μW/cm2以上のところに5分もいれば頭がツーンとしてきて、密閉された場所でその状態でさらに長いこといれば、後になって...

電磁波に苦しむ人は保健所への相談を

服部知己さん(群馬県、電磁波研会員)  3月に群馬県内の保健所長を退職される服部さんは、かねてから「電磁波による症状で悩む方は、お住まいの自治体の保健所に相談したほうがいい」とおっしゃっていました。そこで、服部さんに、保健所(または市町村保健センター)への相談について電磁波研会報へのご寄稿をお願いしました。 原稿をいただいて以降、3月になって、服部さ...

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