超低周波一覧

シリーズ「あの頃こんなことがあった」(8) 山口県阿東町嘉年の闘い 山陰の古戦場城跡に50万V高圧線を計画(中)

大久保貞利(電磁波研事務局長)  山陰地方を貫く50万Vの超高圧送電線を敷こうとする中国電力の構想に、反対の意志を鮮明に掲げた山口県阿東町嘉年(かね)地区の住民たち。1993年9月に山陰ネットワークを結成した竹林史博龍昌寺住職の下に電磁波問題に関する資料データがだんだん貯まるようになってきました。中電鉄塔対策協議会が発行する『会報』『経過報告』...

温故知新 シリーズ「あの頃こんなことがあった」(7) 山口県阿東町嘉年の闘い 山陰の古戦場城跡に50万V高圧線を計画(上)

大久保貞利(電磁波研事務局長)  「温故知新(おんこちしん)」―故(ふる)きをたずねて新しきを知るこのシリーズ。これまで変電所問題(広島ルーテル教会の中国電力地下変電所)と携帯基地局問題(熊本市御領地区のKDDI基地局)を見てきました。  今回は山口県阿東町嘉年の高圧送電線問題を取り上げます。 山口県北東部に位置する阿東町  50万V...

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各地の取り組み

薄い鉛板を張った部屋に避難します  三重県津市のAさんからの相談です。重度のES(電磁波過敏症)で75歳の高齢者です。大工さんに依頼して薄い鉛で覆われた部屋をつくってもらい、症状が重くなるとそこに避難しています。料金は30万円かかりました。その部屋にいると症状は緩和します。ただ欠点は「光がなく真っ暗」なことです。【大久保貞利】 開閉所が近くにあり頭痛に悩...

東京近郊通勤電車の低周波磁場を実測 一番低いのは運転室の近く

 この会報の「電磁波よろず相談室」でも紹介しているように、電車内の場所による電磁波の強さの違いは、特に電磁波過敏症の方にとっては一大関心事です。6、7月の電磁波研定例会にご参加くださった、元JR職員の方が、ご自分で測定した低周波磁場の強さについて、教えてくださいました。それによると、低周波磁場がもっとも弱いのは、運転室のすぐ後ろであることが分かりました。 ...

「電磁波問題よろず相談会」オンラインで開催 当会と市民研共催

 電磁波についてのさまざまな質問、相談に答える「電磁波問題よろず相談会」が6月13日、オンラインで開かれ、26名(回答者4名を含む)が参加。当会(電磁波研)とNPO法人市民科学研究室(市民研)の共催で、当会としては初のオンラインでの催しでした。  当会は毎月都内で定例会を開き、参加者からのご質問、ご相談に応じています。今回は、参加者からあからじめご質問など...

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