電磁波&関連ニュース
国際がん研究機関が、高周波電磁波の発がん性の再評価について「優先度が高い」と評価 国際がん研究機関(IARC)は、発がん性評価の優先度を決定するための諮問グループによる会合を2024年3月に開催、この会合の結論をまとめた論文が4月12日付で学術誌に掲載された。IARCが2025~2029年に行う評価・再評価作業で、高周波電磁波について「新た...
国際がん研究機関が、高周波電磁波の発がん性の再評価について「優先度が高い」と評価 国際がん研究機関(IARC)は、発がん性評価の優先度を決定するための諮問グループによる会合を2024年3月に開催、この会合の結論をまとめた論文が4月12日付で学術誌に掲載された。IARCが2025~2029年に行う評価・再評価作業で、高周波電磁波について「新た...
鮎川哲也(電磁波研事務局) 電磁波とは 多くの人がスマートフォンやWi-Fiをするようになって、電磁波をついて耳にする人も多くなったのではないでしょうか。同時に私たちのまわりには電磁波発生源が増えています。先に記したスマートフォンなどを通話したり通信したりする電波(電磁波)があり家庭やオフィス、さらに電車の車内などにもWi-Fiで通信するため...
ワシントン大学名誉教授のHenry Lai(ヘンリー・ライ)博士は、1990年から2024年1月までの34年余に発表された、電磁波曝露による生物学的影響に関する研究論文をまとめました。ライ博士によるまとめについては、会報第126号でも紹介しており、その更新版となります。電磁波問題について情報発信しているウェブサイト「Electromagnetic Rad...
日刊ゲンダイに掲載「家電メーカーは電磁波過敏症の存在を忘れないで」 家電についての情報を掲載している「生活家電.com」の主催者・多賀一晃(たがかずあき)氏が日刊ゲンダイのコラムで、電磁波過敏症について取り上げた。「大型オーブンを購入したいが、妻が電磁波過敏症で、良い機種をセレクトしてはもらえないか」という相談を受けたが、難題であったという内容。国...
第31回日本臨床環境医学会学術集会で、当会(電磁波問題市民研究会)が初めて発表させていただきました。発表の著者は当会の事務局員(運営スタッフ)全員で、私(網代)が代表して発表しました。発表が長すぎて、時間切れで質疑応答を受けられず、反省いたしております。その後の懇親会では、私が自己紹介をする手間が省けてスムーズに交流できま、貴重な意見交換などができました。...
高圧送電線からの超低周波磁場が、ミツバチの活動に悪影響を与えていることを示す論文が5月12日に、ウェブ上の学術誌「Science Advances」で発表されました。南米チリ・タルカ大学のMarco A. Molina-Montenegro(マルコ・モリーナーモンテネグロ)教授らの研究チームは、高圧線から近いカリフォルニアポピー(ハナビシソウ)群生...
大久保貞利(電磁波研事務局長) 山陰地方を貫く50万Vの超高圧送電線を敷こうとする中国電力の構想に、反対の意志を鮮明に掲げた山口県阿東町嘉年(かね)地区の住民たち。1993年9月に山陰ネットワークを結成した竹林史博龍昌寺住職の下に電磁波問題に関する資料データがだんだん貯まるようになってきました。中電鉄塔対策協議会が発行する『会報』『経過報告』...
大久保貞利(電磁波研事務局長) 「温故知新(おんこちしん)」―故(ふる)きをたずねて新しきを知るこのシリーズ。これまで変電所問題(広島ルーテル教会の中国電力地下変電所)と携帯基地局問題(熊本市御領地区のKDDI基地局)を見てきました。 今回は山口県阿東町嘉年の高圧送電線問題を取り上げます。 山口県北東部に位置する阿東町 50万V...
薄い鉛板を張った部屋に避難します 三重県津市のAさんからの相談です。重度のES(電磁波過敏症)で75歳の高齢者です。大工さんに依頼して薄い鉛で覆われた部屋をつくってもらい、症状が重くなるとそこに避難しています。料金は30万円かかりました。その部屋にいると症状は緩和します。ただ欠点は「光がなく真っ暗」なことです。【大久保貞利】 開閉所が近くにあり頭痛に悩...
■共産党千葉市議団が携帯電話基地局設置紛争予防条例を提案 10月6日までを会期とする千葉市議会定例会に、共産党千葉市議団が「千葉市携帯電話基地局の設置又は改造に係る紛争の予防と調整に関する条例」を提案した。会期初日の9月8日、福永洋議員が登壇して、携帯電話会社が基地局の設置工事を着手する前に近隣住民等に対して計画概要を説明すること等を定めることにより、近...