ハワイ郡、住宅と学校から携帯電話基地局を離す条例を可決
米国ハワイ州ハワイ郡の議会は6月19日に全会一致で携帯電話基地局を建設する距離を住宅や学校から離す条例を可決した。この条例は同州で初めての事例。ハワイ郡は2020年に、独立した研究で5Gインフラから発生する高周波電磁波の安全性が確認されるまで、5G展開を停止するよう求める決議を可決した。また、今年初頭にはハワイアン・テルコムが、2026年までにハワイを全州で光ファイバー接続を可能にする最初の州にするという野心的な計画を発表した。これにより、ハワイの全住民が無線ネットワークではなく光ファイバーケーブルでインターネット接続を利用できるようになる。(7/5 Environmental Health Trust)
リニアのトンネル工事で湧水対策を中止
岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線「日吉トンネル」工事の影響で周辺地域に地下水位低下や地盤沈下が起こっている問題で、JR東海は途中まで実施した湧水対策を中止することを、6月3日に開いた住民説明会で明らかにした。対策工事によって将来、トンネルに損傷が生じる恐れがあるからだ。24年2月にトンネル内で湧水が発生し、付近の井戸などの水位が低下。観測用の井戸では、現在までに最大で70m程度地下水位が低下している。水位低下の影響と見られる地盤沈下も発生。25年5月28日時点で最大10.9cmの沈下を計測した。低下した水位を元に戻す方策は見つかっておらず、今後十数年で地盤がさらに最大20cm沈下する可能性がある。日吉トンネルでは24年5月に掘削を中断し、1次注入としてウレタン系の薬液注入による湧水対策を実施した。続く2次注入では、セメント系の注入材でトンネルをリング状に囲む厚さ3mの「カバーロック」と、その外側を厚さ3mで覆う「本注入」の2層を構築。しかし、カバーロックを構築中の24年7月下旬、この工法の安全性に疑念が生じた。同様の工法を採用した鹿児島県の北薩横断道路「北薩トンネル」で、内壁に当たる覆工コンクリートが崩落し、土砂が坑内に流入する事故が発生したからだ。(7/22 日経クロステック)
KDDIスマホとの直接通信用衛星が倍増
KDDIが提供しているスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」で、7月17日までに衛星からの電波を追加発射し、SMS送受信にかかる時間が従来の2分以内から30秒以内へと大幅に短縮されたと、KDDIが発表。衛星が従来の300基から600基に倍増した。(7/18 KDDI、7/19 ITメディアモバイル)
モバイルバッテリーからの火災で山手線止まる
7月20日午後4時すぎ、新宿駅と新大久保駅の間を走行していたJR山手線の内回りの電車内でスマートフォンを充電していたモバイルバッテリーから火が出て所有者の女性が手にやけどをするなど、乗客5人が軽いけがをした。この影響で、山手線は内回りがおよそ2時間、外回りがおよそ1時間にわたって運転を見合わせた。(7/20 NHKのウェブサイト)
