電磁波過敏症対策住宅に関心
神奈川県に住むAさんは、電磁波過敏症対策住宅を検討しています。『電磁波過敏症』(緑風出版)を読んで、いろいろ参考になったといいます。今検討しているのは、ガルバリウムを使用して屋根と壁を作る予定です。それに加えてアース線をガルバリウムに繋げる計画です。以上に加えて他にアドバイスがありませんか、との相談。外からの電磁波対策としてはよく考えられていますが、家の内部で発生する対策を講じないと、中の電磁波が逃げず、困る場合があります、とアドバイスしました。【大久保貞利】
厚木市でKDDI基地局建設計画中止
神奈川県厚木市に住むBさんのマンションにKDDIが5Gアンテナを付ける計画があることがわかりました。8月8日にKDDIの説明会がある、どうしたらいいか、という相談です。相談があったのは8月1日で説明会までに約1週間しか時間がありません。取りあえず『電磁波の何が問題か 増補改訂版』(緑風出版)を参考に、チラシを作成しマンション居住者に配付したらどうかと提案しました。Bさん夫婦は必死になって、本の一部をコピーしマンションの理事を中心に配布しました。
説明会では、参加者の一人が外国の基地局や5GのリスクについてKDDIを追及したりして説明会は大いにもめました。そこのマンションは何棟かあり、Bさんのマンションは1号棟です。参加者がマンション規約を調べると、なにか変更がある場合は「全員の同意」が必要という条項があることわかり、結局KDDI基地局提案は却下されました。【大久保】
柏崎市で東北電力のスマートメーター化阻止
新潟県柏崎市に住むCさんから。東北電力からスマートメーターへの交換を提案されました。例によって「アナログメーターは製造していない」「通信部を外せば電磁波は問題ない」「国の方針だ」「ここらへんで反対している人はいない」「10年に1回替えることは計量法で義務付けられている」等々、しつこく迫ってきました。電磁波研に相談し、「スマメを強制する法律はない」「このことは国(経産省)も認めている」「反対している人は全国にいます」「計量法にはスマメにしなくてはいけないという文言はありません」「アナメは電力会社が発注しないからないのであって、発注すればいいだけのことです」といったアドバイスが有効で、1か月半やり取りし、アナメのままで決着しました。電磁波研の支援と知恵がなければくじけていました。【大久保】
近所にできた変電設備のため、症状に苦しんでいる
広島県に住むDさんからの相談。家から20m先の空き地にお店ができました。お店にキュービック(変電設備)がつきました。それから体調がおかしくなりました。胸が痛い、だるい、疲労感が常にある、頭痛がする、肩がこる、息苦しくなる、意欲がなくなる、めまいがする、寝つきが悪くなる、等々です。医者に通っても理解されず、お店も相手にしてくれません。もちろん、役所もかけあってくれません。孤立しています。【大久保】