各地の取り組み

滋賀で出力150WのKDDI基地局建つ

 滋賀県でKDDIの基地局が建ちました。高さ20mで出力が150W。高さも高いですが、150Wというのは大きいです。20Wとか30Wが普通です。住民のAさんは家のWiFiを測ったら「0.01μW/c㎡」でしたが、基地局からの電磁波は「0.75μW/c㎡」で、75倍もありました。リヒテンシュタインの基準値は「0.1μW/c㎡」ですから、それと比べても7.5倍です。どういう取り組みができるか当会に相談がありました。【大久保貞利】

東電がスマメの通信部はずしで文書出す

 都内で東電が「スマートメーターはつけるが通信部はずすので了解してほしい」と言ってきました。通信部はずしは、30分毎のプライバシー情報がとられることと、今ははずしてもいつ通信部がつけられるかわかりません。東電は信用おけない会社だ、とBさんら3軒は反対しました。それに対し東電は「支社長名や社長名では文書は出せないが、私(課長)名なら出します」と言ってきました。その文書で「取り外した通信部にも取り付けたスマメにもそれぞれID番号があり、二つのID番号が一致しない限り通信できない仕組み」と明記し、勝手に通信部がつけられない保証だとしています。そして「契約容量変更やリフォームがない限り平成40年(今後10年間)まで計量器の取替えをしない」とも明記しています。Bさんはアナメに替えられないのは残念だが、今回は課長名の文書確認で矛を収めました。当会に文書のコピーを送っていただきました。【大久保】

広島でKDDI基地局設置直後に健康影響

 広島県でCさんの家から40mの裏山に、今年5月、KDDIの高さ20mの基地局が建ちました。860MHzの基地局です。建ってまもなく、ざっと基地局から音がし、眼に痛みが出てめまいがしました。Cさんは明らかに基地局が原因と気づき、当会に相談しました。現在Cさんは周辺住民に基地局の問題点を伝え始めています。【大久保】

東京・中央区WiMAX基地局計画で学習会


 東京都中央区のマンション最上階に住むDさんのマンションで、UQWiMAX(ユーキューワイマックス)の無線アンテナが計画されました。周波数は2.6GHzで最大送信出力は80W。危機感を抱いたDさんは周辺住民を含め署名集めを始めました。とりあえず基地局の問題点を知ろうと、11月10日(土)中央区浜町区民館で学習会を持ちました。学習会は緊急にもかかわらず12名が参加しました=写真。学習会には区議会議員と町会長が参加しました。町会長は「町の安心安全が第一」と考え、基地局計画の反対を言ってくれました。しかし計画を進めている管理会社は町会長に対し「反対ならば裁判すればいいじゃないか」と発言しました。なんと傲慢な態度でしょう。引き続きDさんらはがんばっています。【大久保】

目黒区でドコモの基地局計画

 東京都目黒区の賃貸マンションにドコモ基地局が計画されました。マンションで治療院を開いているEさんは自分自身や患者さんの健康影響を心配し、取り組みを始めました。【大久保】

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