ネットはできるだけ有線で使おう

網代太郎(電磁波研会報編集長)  家庭などに普及している無線LAN(Wi-Fi)は、電波を出すアクセスポイントや端末(PC、スマホなど)が体の近くにあることも多く、そのような場合には強い電磁波を浴びることになります。電磁波過敏症の方々を苦しめますし、過敏症でない方も、健康影響を予防するために、できるだけWi-Fiを使わないことをおすすめします。Wi-...

会報第151号を発行しました

11月24日、会報第151号を発行しました。 通常版(紙) 主な内容・鉄道優先席付近の乗客へ駅員が声がけ 障害者への合理的配慮の一事例・携帯電話基地局に近い住民に染色体異常が増加 ドイツでの研究・携帯電話使用と脳腫瘍、条件を絞ると相関明確に 韓国の研究者らによるメタ分析・連載第4回 電磁波について、あらためて知ろう・「ニセ科学」「疑似科学」批判本の問...

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電磁波研会報・第151号(2024.11.24発行)

・携帯電話使用と脳腫瘍、条件を絞ると相関明確に 韓国の研究者らによるメタ分析・太陽光発電設備を規制する条例・代表退任のごあいさつ・定例会の話題から・オンライン定例会報告

電磁波について、あらためて知ろう 第2回

鮎川哲也(電磁波研事務局)  私たちの身近には電磁波を発生するものが多くあります。携帯電話基地局、スマートフォン、そしてスマートメーターがあることについては前回紹介しました。今回はそれら以外にも気をつけるものと見落とされがちな電磁波発生源や対策などにについて解説します。 スマートフォンなどが普及する前はテレビ、冷蔵庫、電子レンジが強い電磁波を発生する...

WHOのレビュー論文を研究者らが批判

網代太郎(電磁波研会報編集長)  世界保健機関(WHO)が、高周波電磁波による健康影響の評価について見直しを行うため、これまで世界中で行われた研究をまとめて評価する系統的レビュー(システマティックレビュー=SR)を行うよう、研究者へ委託しています。その一部の結果が公表されました。これまで公表されたSRの結果は、熱作用を引き起こすほど強くない電磁波で健...

東京23区の基地局問題への対応を調査

Aさん(東京都、電磁波研会員)  東京都板橋区の携帯電話基地局に、私たち周辺住民が反対している件[編注:会報144号など参照]で、今年の2月、立憲民主党区議の事務所に活動報告をする為伺いました。その際「他の23区ではこうした携帯基地局の相談の声は上がっていないのでしょうか?」という疑問を口にしたところ、議員さんはその場ですぐに区の担当の方へ電話をして...

追悼・松本健造さん

鮎川哲也(電磁波研事務局) 松本さんの新刊『健康をむしばむ電磁波』  電磁波の問題を長く追い続けてきた松本健造さんの著書『健康をむしばむ電磁波』(緑風出版・2640円)が刊行された。2007年に出版された『告発・電磁波公害』(緑風出版)に続き松本さんが電磁波の問題を丹念に取材し、詳細に報じた渾身の書である。 そして本書は松本健造さんの遺作となっ...

住民の陳情を町議会が趣旨了承 大磯町が楽天に説明会開催を要請へ

 神奈川県大磯町の自宅のすぐ脇に楽天モバイルの基地局が設置されてから、家族や自分が体調を崩し、引っ越しに追い込まれた村越史子さん(会報第140号ほか)らは、大磯の住民、町、町議会への働きかけを継続しています。楽天に説明会を求める陳情が町議会で趣旨了承され、それを受けて町長が楽天へ説明会開催を要請すると表明しました。 村越さんの自宅(当時)脇に建てられ...

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各地の取り組み

大宮の居住用マンション内に5G(ミリ波)使用  さいたま市の大宮駅から徒歩5分の位置にある25階建て居住用マンションに、楽天モバイルが「5Gアンテナ2本」を建設する提案を行い、昨年12月の臨時総会で賛成可決されました。提案によると、マンションの1階吹き抜けロビーの天井裏に隠匿タイプのアンテナが2基設置され、電源装置等は地下に設置されます。アンテナ二つ...

電磁波&関連ニュース

国際がん研究機関が、高周波電磁波の発がん性の再評価について「優先度が高い」と評価  国際がん研究機関(IARC)は、発がん性評価の優先度を決定するための諮問グループによる会合を2024年3月に開催、この会合の結論をまとめた論文が4月12日付で学術誌に掲載された。IARCが2025~2029年に行う評価・再評価作業で、高周波電磁波について「新たなヒトの...

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