携帯基地局一覧

5Gなど新たな電波利用に対応 電波防護指針改定作業始まる

 第5世代通信システム(5G)をはじめとした、新たな電波利用の進展に対応するための、電波防護指針の改定へ向けた動きが進んでいます。電波防護指針は、日本における電磁波の法規制の根拠になっているものです。もともと放送・通信用の高周波電磁波(電波)が電波防護指針の対象でしたが、電波利用の進展により、より高い周波数(超高周波)や、低周波と高周波の間の周波数(中間周波...

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各地の取り組み

福山市でドコモ基地局中止に  広島県福山市でドコモの基地局が計画されました。計画が出たのは昨年7月でしたが、当初は「住民から反対の声があれば考えます」という姿勢だったので、住民のBさんは「私は反対です」と意思を示しました。その後、動きが見られなかったので、あきらめたのではと思っていたら、11月下旬、いきなりドコモから「12月5日から工事に入ります」と通告し...

各地の取り組み

三郷市でドコモ基地局計画提案される  埼玉県三郷市のマンション屋上へのドコモ基地局建設計画がマンション管理組合に提案され、理事会で多数決により設置が決まりました。小さな子供を抱える住民が建設計画に反対しましたが、賛成派に押し切られました。でもこれからも反対の声を上げる覚悟でいます。【大久保貞利】 亀岡市でドコモ基地局計画  京都府亀岡市で5階建賃貸マン...

第5世代(5G)移動通信システムとは

 国内の携帯電話事業者は、新しい通信方式である「第5世代移動通信システム(5G=ファイブジー=5th Generation)」のサービス開始を準備中です。NTTドコモとKDDIが2020年中の開始を表明しているほか、ソフトバンクも「2020年ごろを目指す」としています。報道や総務省の資料によると、米国、欧州、ロシア、中国、韓国などでも2018~2020年ごろ...

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携帯基地局の近くに住むとDNA損傷のリスクが増加 インドで住民の血液を調査

 携帯電話基地局から80m以内に住んでいる人たちと300m以上離れて住んでいる人たちを比較したところ、発がんが予測される血液中のバイオマーカー(人の身体の状態を客観的に測定し評価するための指標)が統計学的有意に増加したとの論文が8月に発表されました。ミゾラム大学動物学・がん・放射線生物学研究室(インド)のZothansiama教授らによる研究です。米国の著名...

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各地の取り組み

さいたま市でソフトバンク基地局計画  さいたま市で自宅から100mの所に、ソフトバンク基地局の建設計画が発覚しました。周波数は2.5GHz。さっそくBさんは反対の声をあげました。有利な点は、地権者が「住民が反対するなら、撤去してもいい」という姿勢であることです。Bさんは地権者が携帯会社に撤去を申し出しやすいように、大きな反対の声を住民から出るよう取り組んで...

数年後の子宮がんが心配 パキスタンで垣間見た電磁波事情

古庄弘枝さん(会員、東京都) イスラム圏の異教徒・カラーシャ族  4月の終わりから約1ヶ月、パキスタン・イスラム共和国(以下、パキスタン)在住の知り合いが当地に戻るのに同行し、パキスタンを訪れました。訪れたのは、アフガンスタン国境に近いチトラール地方。アフガニスタン東部からパキスタン北西部に横たわるヒンドゥークシ山脈の、3つの小さな谷だけに住んでいる...

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各地の取り組み

野田市でメガソーラー発電施設  千葉県野田市のBさんの家から50mのところに、2千枚のパネルを持つメガソーラー発電システムが造られました。Bさんは電磁波の健康影響と景観の2点を問題に取り組む予定です。【大久保貞利】 東京・小菅にUQの無線基地局  東京都葛飾区小菅で、突然UQコミュニケーションズ(KDDI系)の無線基地局が設置されました。周辺住民には一...

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細るスマホ市場、基地局共有化も 模索し始めた携帯業界!

 猫も杓子もスマホに血道を上げる昨今の日本。しかし、その裏で違った動きも出始めている。一つは、2016年12月4日付の『日経』に、NTT社長鵜浦博夫(うのうらひろお)氏に対する「基地局共有化も原資に」という見出しのインタビュー記事が載った。もう一つは、2016年8月6日付の『日経』で、「細るスマホ KDDI」「『もうからない』非通信に注力」という見出しの記事...

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臨床環境医学会での研究発表より

 化学物質過敏症に関する研究が多く発表される「日本臨床環境医学会」の第26回学術集会が6月24、25の両日、東海大学高輪キャンパス(東京都)で開催されました。電磁波、電磁波過敏症(EHSまたはES)に関する発表の中から、筆者が特に印象的だったものをご紹介します。 新しい方法の曝露試験を準備  東北大学大学院の本堂毅准教授(共同研究者は、かくたこ...

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