2013年7月23日
経済産業大臣 茂木 敏充 殿
電磁波問題市民研究会
代表 野村 修身
スマートメーターに係る質問及び要望書
当会は、予防原則の適用により電磁波による健康影響の発生等が防がれ、電磁波による健康影響を訴える方々が支援される社会の実現を目指す市民団体です。
スマートメーターについて、以下の通り質問、及び要望いたします。
1.国内の各電力会社が導入しているスマートメーターが通信に使う電波の周波数、及び出力をお教えください。
2.スマートメーターは各需要家における電気使用量に係る情報を30分に1回送信するとされていますが、スマートメーターが通信を行う頻度、時間をお教えください。また、無線マルチホップの場合、コンセントレーターとの距離が近いスマートメーターは、その距離が遠いものと比較して、相対的に通信の頻度、時間が増えるという理解でよろしいでしょうか?
3.国内で導入されているスマートメーターからの電波の強さの測定調査をしていますか? している場合は、その調査結果及び結果に対する貴殿のお考えをお示しください。調査をしていない場合は、調査の実施を求めます。
4.国内及び海外におけるスマートメーターによる健康影響の訴えについて、調査をしていますか? している場合は、その調査結果及び結果に対する貴殿のお考えをお示しください。調査をしていない場合は、調査の実施を求めます。
5.スマートメーターと電力会社側との間の通信は、電波でなく有線で行うよう、各電力会社へ指導してください。
6.各々の需要家のメーターのスマートメーターへの交換は、どのようなタイミングで行われるのでしょうか(たとえば、取替サイクルに合わせて等)?
7.スマートメーターへ交換する際、需要家には、事前に通知されているのでしょうか? また、通知されている場合は、どのような内容でしょうか? また、スマートメーターが電波を送受信することは通知内容に含まれていますか?
8.従来のメーターからスマートメーターへの交換を希望しない需要家には、交換を拒否できることとするよう、各電力会社に指導してください。
9.以上の質問及び要望について、8月23日まで書面による回答を求めます。
10.以上の質問、要望及び関連事項について、貴殿又は担当の方と当会との意見交換の場の設定を求めます。
以上
(回答なし)