
ネットはできるだけ有線で使おう
網代太郎(電磁波研会報編集長) 家庭などに普及している無線LAN(Wi-Fi)は、電波を出すアクセスポイントや端末(PC、スマホなど)が体の近くにあることも多く、そのような場合には強い電磁波を浴びることになります。電磁波過敏症の方々を苦しめますし、過敏症でない方も、健康影響を予防するために、できるだけWi-Fiを使わないことをおすすめします。Wi-...
網代太郎(電磁波研会報編集長) 家庭などに普及している無線LAN(Wi-Fi)は、電波を出すアクセスポイントや端末(PC、スマホなど)が体の近くにあることも多く、そのような場合には強い電磁波を浴びることになります。電磁波過敏症の方々を苦しめますし、過敏症でない方も、健康影響を予防するために、できるだけWi-Fiを使わないことをおすすめします。Wi-...
鮎川哲也(電磁波研事務局) 私たちの身近には電磁波を発生するものが多くあります。携帯電話基地局、スマートフォン、そしてスマートメーターがあることについては前回紹介しました。今回はそれら以外にも気をつけるものと見落とされがちな電磁波発生源や対策などにについて解説します。 スマートフォンなどが普及する前はテレビ、冷蔵庫、電子レンジが強い電磁波を発生する...
「デジタル時代における子どもの人権に関する国際宣言」を米国の団体が提起し、署名を募っています。電磁波曝露やスマホやゲームなどの「スクリーンタイム中毒」など、デジタル技術に伴う悪影響から子どもを守るため、三つの新しい子どもの法的権利、すなわち、①意図的に中毒性のある機器・プラットフォーム・アプリから解放される権利、②有害な無線放射線(高周波電磁波)被爆から...
中西泰子さん(こどもの学習環境を守る会、兵庫県) 来年度から導入されるデジタル教科書で、国が提供するのはクラウド版だけであるとの国の方針について、電波による通信がより少なくなるダウンロード版の提供を求めて、中西泰子さんが署名運動を始めたことを、会報前号でお伝えしました。会報前号を読者の皆様へ送付する際に署名用紙を同封することによって、当会も中西さん...
左側が電波を曝露させた八つのコロニー(群れ)右側が曝露させない(対照群)八つのコロニー=論文より 高周波電磁波(電波)がミツバチの帰巣能力に悪影響を与えるというドイツの研究者らによる実験を報告した論文が、6月に公表されました。ミツバチへの低周波電磁波による悪影響、高周波電磁波による悪影響は、これまでも指摘されていました。 ホーエンハイム大学...
東麻衣子さん(アナログメーターの存続を望む会、電磁波研会員) 来年度から導入されるデジタル教科書について、国が提供するのはクラウド版だけだということが分かりました。「クラウド」とは、データをパソコン・タブレットなどの端末内に保存するのではなく、ネット上に保存するものです。子どもがデジタル教科書を読むときに、基本的にネットに接続し続けなければなりません。こ...
医療機関のすべての病室にWi-Fi(無線LAN)を整備させようという著名人らによる運動に対して「電磁波過敏症発症者が入院できなくなってしまう」と危機感を募らせた当会会員の方からの問題提起に対し、当会として何ができるかを探るため、医療機関のWi-Fi整備状況を調べました。さらに、国の考え方などについて、総務・厚生労働両省の担当者の方々からお話...
デジタル教科書についての署名を呼びかけている中西さんより、以下のご連絡がありました。署名を送付したところ、戻ってきてしまったという方は、お手数ですが、同じ宛先へ再送してください。 お詫び 先日署名にご協力いただいた方の内、何通か差出人さまの元へ返ってしまったものがあります。 こういった署名活動が初めてで、私の不手際で大変失礼なことになってしまい申し訳あ...
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、市街地、郊外、地下街の携帯電話基地局などからの電波強度の変動傾向を調査し、その結果を12月7日に発表しました。同一地域における過去(約10年前)の測定結果と比較したところ、電波曝露レベルが上昇傾向にあることが分かりました。それでも「電波防護指針より十分に低いレベル」だとNICTは強調していますが、電波...
山口みほさん(久留米大学非常勤講師、電磁波研会員) 山口みほさんに会報第130号でご紹介いただいた「電磁界医学学会2021(The EMF Medical Conference 2021)」での発表内容について、山口さんに、さらに詳細にご報告いただきました。発表内容は、同学会のウェブサイトに掲載の動画でご覧いただけます(有料・英語)。なお、見出し、小見出...