
電磁波の生物学的影響に関する国際委員会 「電磁波過敏症は緊急の対応を必要とする人道的危機」
「電磁波の生物学的影響に関する国際委員会(ICBE-EMF)」が「電磁波過敏症(EHS)は、緊急の対応を必要とする人道的危機です(Electromagnetic Hypersensitivity (EHS) is a humanitarian crisis that requires an urgent response)」と題する声明を7月に発...
「電磁波の生物学的影響に関する国際委員会(ICBE-EMF)」が「電磁波過敏症(EHS)は、緊急の対応を必要とする人道的危機です(Electromagnetic Hypersensitivity (EHS) is a humanitarian crisis that requires an urgent response)」と題する声明を7月に発...
自宅などの近くに5G基地局を設置されたり、5G基地局が近くにある場所に滞在した後に様々な症状が出た事例研究(ケーススタディ)を、スウェーデン環境がん研究財団のLennart Hardell(レナート・ハーデル)と、スウェーデン放射線防護財団のMona Nilsson(モナ・ニルソン)が8件発表したことを、会報第147号でご紹介しました。このハーデルらが、...
鮎川哲也(電磁波研事務局) 私たちの身近には電磁波を発生するものが多くあります。携帯電話基地局、スマートフォン、そしてスマートメーターがあることについては前回紹介しました。今回はそれら以外にも気をつけるものと見落とされがちな電磁波発生源や対策などにについて解説します。 スマートフォンなどが普及する前はテレビ、冷蔵庫、電子レンジが強い電磁波を発生する...
網代太郎(電磁波研会報編集長) 世界保健機関(WHO)が、高周波電磁波による健康影響の評価について見直しを行うため、これまで世界中で行われた研究をまとめて評価する系統的レビュー(システマティックレビュー=SR)を行うよう、研究者へ委託しています。その一部の結果が公表されました。これまで公表されたSRの結果は、熱作用を引き起こすほど強くない電磁波で健...
国際がん研究機関が、高周波電磁波の発がん性の再評価について「優先度が高い」と評価 国際がん研究機関(IARC)は、発がん性評価の優先度を決定するための諮問グループによる会合を2024年3月に開催、この会合の結論をまとめた論文が4月12日付で学術誌に掲載された。IARCが2025~2029年に行う評価・再評価作業で、高周波電磁波について「新たなヒトの...
国際がん研究機関が、高周波電磁波の発がん性の再評価について「優先度が高い」と評価 国際がん研究機関(IARC)は、発がん性評価の優先度を決定するための諮問グループによる会合を2024年3月に開催、この会合の結論をまとめた論文が4月12日付で学術誌に掲載された。IARCが2025~2029年に行う評価・再評価作業で、高周波電磁波について「新た...
米NTPが携帯電波の研究を打ち切る 米国立環境衛生科学研究所は2月1日付で、米国国家毒性プログラム(NTP)における携帯電話電波に関する研究を終了すると(正式に)発表。同研究所は「この研究は予想以上に技術的に困難で、より多くのリソースを要するものだった。電波についての更なる研究は計画されていない」と述べた。(2/7 電磁界情報センターのウェブサイト...
網代太郎(電磁波研会報編集長) 写真1 事例2のオフィス兼住宅。①の男性のオフィスが基地局の真下にある「1」。②の男性のオフィスが「3」(論文より) 自宅などの近くに5G基地局を設置されたり、5G基地局が近くにある場所に滞在した後に様々な症状が出た事例研究(ケーススタディ)を、スウェーデン環境がん研究財団のLennart Hardell(レナ...
網代太郎(電磁波研会報編集長) MedNISのホームページ 健康影響の懸念から5Gの展開を一時停止していたベルギーのブリュッセル首都圏地域政府が5Gを開始したことを会報第145号でお伝えしました。5Gのために電磁波の規制値も緩和しましたが、ICNIRPの国際指針値よりは厳しいままであり、5Gを無警戒に推進している日本とは事情が異なります。そし...
ワシントン大学名誉教授のHenry Lai(ヘンリー・ライ)博士は、1990年から2024年1月までの34年余に発表された、電磁波曝露による生物学的影響に関する研究論文をまとめました。ライ博士によるまとめについては、会報第126号でも紹介しており、その更新版となります。電磁波問題について情報発信しているウェブサイト「Electromagnetic Rad...