「電磁波と健康」テーマにポスター発表  早稲田大学シンポジウムで研究者ら

 2月28日に早稲田大学所沢キャンパス(埼玉県)で開かれた「早稲田大学応用脳科学研究所シンポジウム2013」で、「電磁波と健康」をテーマに研究者や市民による5題のポスター発表が行われました=写真。
早稲田 化学物質過敏症(CS)の診断などのための問診票の作成や検証について長年研究してきた北條祥子さんが同研究所招聘研究員となられたこと、そして、北條さんをはじめCSに取り組んできた研究者らが電磁波についての研究チームを作った(会報77号参照)という動きの中で、今回の発表も実現したようです。
 東北大学大学院理学研究科准教授の宮田英威さんは、細胞実験結果について発表しました。磁場を細胞に曝露させたところ一酸化窒素の産生に影響したり、DNA鎖が切断されることが認められました。実験の最初のステップとして、環境中の磁場よりは強い磁場を曝露させましたが、電磁波が細胞に影響を与えることを改めて確認できました。今後は、より弱い磁場による実験を行うとともに、磁場作用の物理メカニズムを解明したいとのことでした。
 また、北條さんは、昨年6月のシンポジウム「まちじゅう基地局時代のヒバク公害の予防と救済」の報告などを行いました(シンポについては会報77号参照)。
 土器屋美貴子さんは、北條さんとともに行った、電磁波過敏症の診断などのための問診票の作成や検証について報告しました。
 また、市民団体代表の加藤やすこさんは、海外における電磁波への取り組み例などを報告しました。
 会場には当然ながら、電磁波とは異なる分野の研究者や関係者らもいて、そのような方々に電磁波問題について認識していただけたものと思います。【網代太郎】

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