各地の取り組み

山梨県早川町でソフトバンク基地局撤去へ

(総務省過疎地対策補助金対象基地局)
 山梨県早川町は日本で一番人口の少ない「町」で、人口はわずか1200人。早川町は富士川の支流早川から名づけれた町で、身延山系のふもとの町です。日蓮宗総本山久遠寺に近い。当然過疎地なので基地局が計画されたのは、総務省の悪名高き「過疎地補助金」を目当てにソフトバンクと早川町が協力して動いたためです。基地局建設地は周辺に5軒しか家がないまさに過疎地。5軒は当初基地局計画に反対で足並みがそろっていたのに、そのうちの1軒が抜け駆けして土地を提供したから、あとの4軒の怒りは強い。しかもソフトバンクは「地域5軒とも基地局建設に賛成」と町役場に説明していたのです。早川町のBさんから当研究会に相談がきたのは1年前の2013年2月のこと。その後連絡がなく心配していましたが、今年8月にBさんから「5月に撤去となりました。連絡が遅れてすいません」と電話がかかってきました。こういううれしい知らせはいつでも歓迎です。【大久保貞利】

神戸市のウィルコム基地局計画中止

 神戸市でスーパーにウィルコム基地局が計画され、近くの主婦が反対に立ち上がりました。なにから手を付けていいかわからない主婦から相談が来ました。「白い犬の表紙」の当研究会紹介リーフレットをまきたいというので数百部送りました。まだ小さいお子さんのいるその主婦は必死に反対運動を行い、基地局は中止になりました。【大久保】

京都市で基地局計画スピード決着(中止)

 京都市でQさんの自宅前に基地局建設が計画されているのを知り、自治会長に知らせ、当研究会に相談してきました。しかし、自治会長はのらりくらりで当てにならず、困っていましたが、当研究会からノウハウを聞き、とりあえず、地権者(オーナー)に掛け合ったところ、オーナーは反対する住民があるとは知らなかった。みんなに喜ばれると思っていた」と驚き、中止させると約束してくれました。あまりのスピード解決で、どこの携帯会社かも聞かずに終わりました。【大久保】

京都市でドコモ基地局出力アップで反対の声

 京都市で、3年前にマンションにドコモ基地局が建ちました。住民有志は反対の声を上げ学習会を複数回開きましたがその時は建設されてしまいました。最近になってドコモから「スマホ対応のため出力アップしたい」と打診があり、3年前に有志とは別の住民から反対の声が上がりました。
以前反対に立ち上がった住民から「一度建設を同意したのに反対していいのか」と相談がきましたが、当然そんな“律義さ”は不必要です。基地局建設反対はいつでもできます。【大久保】

鹿児島県霧島市でメガソーラー変電所計画

 鹿児島県霧島市の農地に「メガソーラー連携地点小型変電所建設」が計画されました。計画地の至近距離に農家が3軒ありますが、そのうちのRさんの家に電力会社、企画会社、不動産業者が説明にきました。説明は「建設場所と工事騒音について」のみで、しかも他の2軒には説明がありませんでした。『電磁波の何が問題か』を読んで、Rさんは断固反対を決意し、当研究会と相談し、説明の不当性、電磁波への懸念、等を相手と話し合った結果、「強く反対ならばこの場所にこだわらない」と言って帰りました。その後Rさんから相談がないので、中止になったのかもしれません。【大久保】

兵庫県三木市でKDDI基地局問題発生

 兵庫県三木市でKDDIが基地局を計画しています。はじめの数か所の予定地はうまくいかず、結局、市の公民館敷地が予定地になりました。住民のCさんは基地局計画に反対し、現在取り組み中です。【大久保】

埼玉県富士見市でKDDI基地局計画

 埼玉県富士見市の東上線みずほ台駅近くの4階建てアパート屋上にKDDI基地局が建てられました。計画はまったく周辺住民に知らされず、アパート隣接地の駐車場を借りていた住民に建設工事会社が「屋上に500kgの資材をのっけるのでその間車を移動してほしい」といわれ、基地局建設だと知りました。しかしアパートオーナー名も携帯会社も教えてくれません。そこで住民のPさんが当研究会に相談し、反対運動に取り組むことになりました。登記所でオーナー名を知ったり、ようやく携帯会社がKDDIだとも知りました。しかし周辺住民の動きはよくないので、9月14日に急遽学習会を「みずほコミュニティセンター」で開くことにしました。当初工事会社は連休明けの9月16日以降に工事すると言っていたのに、学習会を知ったせいか学習会の前日の9月13日にアンテナ工事を強行しました。建ってみたら通常の3本のアンテナが6本も建ちました(2本ペアで3か所)。
 学習会はPさんが当研究会に相談してから約1週間と準備期間がなかったにもかかわらず、25名が参加しました。学習会で基地局の問題点を知った住民たちとPさんは5人でオーナーとあったり、その後も精力的に取り組んでいます。
 最近の傾向として、3~4階建の賃貸アパートが基地局候補として狙われています。また携帯会社は裏に隠れ、下請け工事会社が前面に出てきます。それにしても携帯会社も知らせない、オーナーも知らせない、どの位の規模かも知らせない、学習会の前日に建設強行する、と卑劣としか表現できない悪辣さです。【大久保】

盛岡市でドコモの40m基地局計画


 盛岡市西鹿渡地区にドコモが高さ40mの基地局建設を計画しています。盛岡市には条例があり、「高さ10mの建築物は建設前に住民に知らせねばならない」。建設予定地に近い赤十字病院を訪れて西鹿渡地区の住民Dさんが予定地に「ドコモ基地局穿設計画」の看板を見て基地局計画を知りました。Dさんは化学物質や電磁波に鋭敏に反応する環境アレルギー体質のため、この基地局計画に危機感をもちました。しかしなにに取り組んだらいいか見当がつかず、当研究会に連絡をとりました。基地局予定地近くには赤十字病院があり、病院で働く職員のための乳児院が基地局の脇にあります。病院のトップに掛け合ってもらちはあきませんでした。病院で働く職員に聞いても「計画は知らない」という反応です。Dさんの地区は住宅地ですが、基地局と住宅地の間には農地があり距離にして約200m離れており、住民に危機意識はDさん以外はあまりありません。幸いにも自治会長が「学習会開催」には理解があり、9月15日(敬老の日)に緊急学習会=写真=を開くことになりました。学習会開催日の3日前に知らせが回ったにもかかわらず、当日26名が参加しました。自治会としては役員会が開かれるまでに態度を決めるわけにはいかないというのが会長の判断で、学習会後に女性陣を中心に「有志の会」ができ、さっそく署名活動をすることになりました。自治会としても、「携帯会社の住民説明会を要望する」方向に動いています(学習会での住民の反応もよかったし、自治会長の識見や有志の会を立ち上げた女性陣といい、西鹿渡地区の住民はたのもしい、と帰りの新幹線でしみじみ思いました)。【大久保】

 

カテゴリー: 携帯基地局 

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