現行の「エネルギー基本計画」を見直す、新しいエネルギー計画案のパブコメが、6月17日まで募集中です。
現行の計画には「2020年代早期に、スマートメーターを全世帯・全事業所に導入する」と記載されており、国や電力会社は、これを根拠に、スマートメーターの事実上の全戸強制を進めています。法律ではなく、閣議決定に過ぎない同計画を、市民が望まないことを強制する根拠にすることは本来許されないと考えますが、実際に国などは、同計画が根拠だと説明しています。
そのため、新計画においては、スマートメーター設置を望まない需要家についてはアナログメーターを設置することを認めることとするよう、私たちは要求してきました。
しかし、残念ながら、スマートメーターについての記載は、現行計画での表現がそのまま新計画案でも維持されてしまっています(新計画案の36頁)。
ぜひ、多くの方々から、アナログメーター選択を認めるべきとのパブコメを出していただきたいと思います。