東電、有効期間が残り数年でもスマートメーターへ交換

 「2020年代の早期」に全戸へスマートメーターを設置するのが国の方針ですが、東京電力はいち早く「2020年」までに全戸に設置することを目指すと表明しています。目標達成のため、メーターの有効期間(10年)満了が間近になったメーターだけではなく、まだ有効期間が数年残っているメーターもスマートメーターに交換するという「前倒し」を行うとしています(図参照)。

東京電力「スマートメーター導入に向けた取り組み状況について」2013年11月より

 最近になって、この前倒しと思われる事例を2件、ご報告いただきました。
 1件目は、会報にご寄稿くださった、ペンネーム原発トメ世さんの事例です(この会報の8頁に掲載)。郵便受けに「スマートメーターへの取替工事のお知らせ」が入っていたので、スマートメーターを拒否する旨を連絡すると、東電側はあっさりと引き下がったとのことです。
 筆者(網代)からトメ世さんに「拒否した結果、別のアナログメーターに交換されたのですか」と尋ねたところ、「これまでのものを使い続けています」とのこと。東電の営業エリア内では、スマートメーターを拒否することはできたものの別のアナログメーターとの交換はかなわず、東電も承知の上で有効期限を過ぎたアナログメーターを使い続けているというケースがあるので、トメ世さんの場合もそうなのかと筆者は思いましたが、念のためメーターに貼られているシールで有効期限を確認していただきました。すると、有効期限は平成32(2020)年6月とのことでした。まだ2年以上も有効期間が残っているのに、東電はスマートメーターに交換しようとしたわけです。
 新電力と契約をした場合、何も言わなければスマートメーターに交換されますが、トメ世さんの場合は、新電力と契約したわけではありませんでした。
 2件目は、3月20日に都内の方から、電磁波研が作った「スマートメーターはイヤ」ステッカーをメーターに貼ったらスマートメーターへの取り替えを簡単に阻止できた、というメールをいただいた事例です。
 この方によると、3月14日に交換を知らせるチラシが入り、3月15~20日に交換工事をすると示されていました。そこでステッカーを貼ったところ、20日を過ぎてもアナログメーターのままだったとのことです。この方にもメーターのシールで有効期限を確認していただいたところ、平成36年4月で、あと6年も有効期間が残っていました。
 東電の営業エリアの住民は、自宅などのメーターの有効期間が相当残っていても、油断できません。【網代太郎】

 

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