各地の取り組み

長野県原村でKDDI基地局に反対の声

 長野県諏訪郡原村中新田地区に昨年、KDDIが基地局工事を始めました。原村は八ヶ岳の山麓にあり、JR中央本線茅野駅から入ったところにあります。人口は7900人です。中新田地区はさらに500人が住む集落です。KDDIの下請業者は「周辺住民から建設計画の承認を受けている」としていますが、これは虚偽であることが後でわかりました。基地局周辺住民11人は「基地局は地域の宝である八ヶ岳連峰の眺めを阻害する」として住民組織を作り、反対の声を上げました。
 5月26日(土)に中新田公民館で電磁波研事務局長を呼んで学習会が開かれますが、その内容は次号で報告します。原村長は、開発業者が周辺住民の承認がないのに「承認を得ている」と虚偽行為をしていることを住民から突き付けられると、「承認は必要ない」と業者をかばう姿勢を示しています。現在、住民の反対の声を受け、基地局建設工事は中断したままです。【大久保貞利】

奈良市でKDDI基地局計画中止に

 奈良市でKDDI基地局建設が計画されていましたが、住民たちの粘り強い取り組みで、建設は中止になったと報告がありました。住民の取り組みに敬意を表します。【大久保】

長野・富士見市でKDDI局増設計画白紙に

 長野県富士見市でKDDIが現在稼働している基地局を増設する計画を進めていました。だが、説明会に出席した住民のほとんどが増設計画に反対の声を上げたため、KDDIは増設計画を断念しました。ところが、KDDIは悔しかったのか、「車の自動運転が本格化すれば、どこでも電磁波は飛ぶ」と捨て台詞を残していったそうです。往生際の悪いKDDIです。【大久保】

スマートメーター送信部を住人が自力撤去

東電は窃盗罪で訴えたが警察は受理せず
 場所は伏せますが、東電管轄の地区で、ユーザーが反対しているにも関わらず、東電は一方的にスマートメーターを設置しました。これに怒ったユーザーはスマートメーターの送信部を自力で外しました。これに対し東電はそのユーザーを「窃盗罪」で警察に届けました。ところが警察はこの届を現在まで受理していません。警察の幹部は「東電もこの問題でやりすぎているので、しばらく様子をみる」とそのユーザーに答えたそうです。4月25日の院内集会で明らかになったように「スマートメーターをユーザーに強制する法律はない」のです。なかなか粋なはからいですね、その警察は。【大久保】

臨床環境医学会で患者による展示が可能

 7月7、8日に三重大学で開かれる第27回日本臨床環境医学会学術集会で、化学物質・電磁波過敏症患者が展示をできる場所(ブース)が設けられます。ブースでは患者会代表者が同学会の研究者らに伝えたい内容を展示でき、展示のために参加する患者は集会参加費支払いが不要となります。展示したいと考える患者の方は、当会事務局にご連絡ください。資料をお送りしますので、それに基づき学会担当者へお問い合わせください。【網代太郎】

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