国際がん研究機関に電波の発がん性評価見直しを求める

 国際がん研究機関(IARC)の諮問委員会は、IARCが高周波電磁波(電波)に関連するがんのリスクを再評価することを勧告したと、ウェブサイト「マイクロウェーブ・ニュース」が4月22日付で伝えました。18カ国29人で構成する委員会の報告書は、この再評価は「最優先」であるべきで、2022~2024年に新しい評価を行うことを提案しています。 世界保健機関(WHO)の一機関であるIARCは2011年、電波をヒトに発がん性があるかもしれない(2B)に分類しました。
 その後、米国「国家毒性プログラム(NTP)」(会報第115号参照)や、イタリアのラマツィーニ研究所(会報第111号参照)による動物実験で、携帯電話電波がラットの発がん原因になる可能性が示されたことから、電波の発がん性評価をグループ2A(ヒトにおそらく発がん性がある)かグループ1(ヒトに発がん性がある)に評価を引き上げるべきとの声が出ていました。【網代太郎】

参照:
・Microwave News,2019.4.22, IARC Urged To Revisit RF Risk

 

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