電磁波&関連ニュース

■人工衛星からの電波で漏水を調べる自治体
 人工衛星からの電波で老朽化した水道管の漏水箇所を調べる方法を、自治体が採用している。調査は、データを扱うイスラエルのソフトウエア技術ベンチャー企業「ユーティリス」に委託。消毒用の塩素を含む水道水と、それ以外の水とでは、電磁波を当てた際に反射して返ってくる電磁波の性質が異なることを利用。高度628km上を14日サイクルで回帰している「だいち2号」(JAXAの衛星)から地球に向けて放射した1.3GHz前後の電波が地下1~2mまで浸透し、反射した電磁波の画像データを人工知能で解析する。漏水地点を半径200mの範囲まで絞り込めるという。愛知県豊田市は、2020年8月に、全国で初めてこの方法で漏水調査を行った。対象258.8kmの水道管から259カ所の漏水を発見した。北海道上ノ国町は町内の水道管(総延長85km)についてこの調査を実施中で、今年8月中旬にも終了予定。ユーティリスの国内代理店によると、他に複数の自治体から問い合わせがある。
豊田市のウェブサイト

 

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