各地の取り組み

練馬で基地局学習会、42名参加(ドコモ)

 7月20日(土)、東京都練馬区の区立生涯学習センターで基地局問題を中心とする学習会が開かれ、30名収容の会場に42名が参加されました。3階建賃貸マンションの屋上にドコモが携帯電話基地局を建設する計画が進められ、周辺住民の反対にもかかわらず、ドコモは一方的に基地局アンテナ用のポールを建ててしましました。危機感を抱いた住民有志が急遽、学習会を開いたのですが、会場には、あふれんばかりの人が集まりました。区議2名も参加しました。
 住民たちは署名活動や総務省等への要請など可能なかぎりの取り組みを行ってきましたが、ドコモは「正規の手続きで進めている」として、住民たちの声を無視しています。基地局の立つ場所は閑静な住宅街で、隣接する4階建マンションの4階部分を直撃する形でアンテナが建てられます。住民たちが不安に思い、「工事を中止し、住民説明会を開け」と要求していますが至極まっとうな要求です。【大久保貞利】

船橋のソフトバンク基地局、事実上中止に

 千葉県船橋市のマンションに、ソフトバンクが基地局建設計画を進めてきましたが(会報81号で紹介)、住民アンケートをとったところ、居住者の4分の1が基地局建設に反対したため、建設は中止になりました。住民有志は、わかりやすいチラシをつくり、ていねいに住民たちに働きかけてきました。その結果、基地局建設に疑問をもつ人が増えたのです。良識の勝利です。【大久保】

基地局が原因で体調崩す

(略)

神奈川でソフトバンク基地局計画

 神奈川県B町でソフトバンクが基地局建設を計画しています。30軒の集落で3分の1の家が反対し、これまでに2回にわたり住民説明会が開かれてきました。基地局建設予定地の地主は「もし、基地局建設ができなくなったら、もっとひどい業者に土地を売るぞ」と言っているそうです。たとえば産廃業者に土地を売るということのようです。ひどい話です。【大久保】

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