(ミニニュース)渡り鳥、微弱な電磁波でも方向失う

 ドイツのオルデンブルク大学の感覚神経学教授ヘンリク・モウリトセン(Henrik Mouritsen)氏は、渡り鳥が本能的に持っているはずの渡りの行動が、めちゃくちゃになっていることに気づき、3年かかって真相を突き止めた。夜間に渡りをするヨーロッパコマドリを入れる木製の小屋の中にアルミニウム製のファラデーケージ(アースされた金属のかご。地球の強力な静磁場は遮断しないが、電気器具や電子機器などから発生する、変化する弱い電磁場は遮断する)を入れてから離すと、鳥たちはきちんと北に向かって飛んでいった。モウリトセン氏らは、小屋に入れたファラデーケージのアース線を、つないだり切ったりしてみた。アース線を操作するだけで、鳥の方向感覚のメカニズムが働いたり乱れたりした。世界保健機関が人間の健康を守るために採用しているガイドラインの100分の1から1000分の1程度でも、鳥の磁気コンパスの機能を停止させるには十分だった。この研究は、「Nature」誌オンライン版に5月7日付けで掲載された。(5/8 アメーバニュース )

参照:「渡り鳥を惑わす電磁ノイズ」Natureダイジェスト7月号

カテゴリー: 調査研究, 海外情報 

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