各地の取り組み

目黒区でお母さんたちによる電磁波学習会

 10月1日、東京都目黒区区民センターで目黒区の若いおかあさんたちの勉強会「虹」主催の電磁波学習会が開かれた。目黒区では、年1回「区民消費者展」が開かれるが、グループ「虹」では、今年は電磁波問題に焦点をあてて消費者展に出展しようと学習会を企画した。参加者は11名と少なかったが、どの人も熱心で質疑応答は時間が来ても終わらないほど熱が入っていた。いい展示を期待したい。【大久保貞利】

世田谷区の学習会に30人参加

 10月27日、東京都世田谷区三軒茶屋のキャロットタワー・5Fセミナー室で、世田谷・生活者ネットワーク主催の電磁波学習会『電磁波ってなあに?』が開かれた。参加者は約30名。
 昔、事務局長がごみやダイオキシン問題に取り組んでいた時の仲間だった植田靖子さんが、現在世田谷区議会議員になっていたため、その「昔のよしみ」で学習会はもたれた。世田谷区長は社民党の国会議員であった保坂展人氏で、保坂氏は電磁波問題で私と「都立豊多摩高校屋上の基地局設置問題」で共闘を結んだ仲。そんなこんなで、世田谷区とはなにかと縁がある。学習会ではそんなエピソードも交え、楽しくもたれた。
 さすがに世田谷区は東京生活者ネットワークの本拠地らしく、参加者のレベルは高く、質問は堰を切ったように続き、テンションの高い学習会であった。【大久保】

海老名市杉久保で基地局問題学習会

 神奈川県海老名市の杉久保地区で、NTTドコモが住民への説明もなく基地局を建設した。この強引なやり方に住民たちは立ち上がり、10月30日、基地局問題学習会を地域で開いた。学習会には住民約20人が参加した。
 はじめに地域住民の方から、この間に経過が報告された。全国どこでも同じパターンが繰り返されているが、携帯会社は周辺住民への説明もなしに、地権者とだけ契約を済ませ、あとは「発射される電磁波は総務省の基準値以内」であり、「そもそも説明会は法的に開かねばならない性質のもではない」という姿勢で強行する。海老名でも同じだ。【大久保】

いわき市でKDDI基地局計画

 第3世代(3G)だが、周波数は800Mを使う基地局で、住民説明会は下請けの京セラコミュニケーションズが出てきた。下請けが出てくる時は、住民を小馬鹿にした時である。いわき市の住民側は怒っている。【大久保】

堺市でドコモ基地局計画

 大阪府堺市で、ドコモの基地局建設が計画されている。マンション屋上型基地局だが、マンションに管理組合理事会にだけの提案で、住民有志はきちんと住民全体に対して説明会を開くべきと要求している。【大久保】

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