携帯基地局の電波で労働者に健康被害との論文

 『労働医学』(Occupation Medicine)9月号で、オーストラリアのメルボルンの二人の医師ブルース・ホッキング(Bruce Hocking)とロッド・ウェスターマン(Rod Westerman)は、携帯基地局アンテナから出る電磁波が作業員の頭痛の原因になった、との研究を発表した。
 ホッキングは電磁波と神経症候群を初めて問題にした研究者である。
 二人の研究によると、低出力の携帯電話基地局で31歳の男性作業員がタワーに登りアンテナを設置したが、その作業員は図らずもアンテナから発射されたマイクロ波電磁波を被曝し疲労と目がかすんだ。そして神経刺激テストでも異常反応を示した。さらに頭痛を感じた。この症状は携帯電話とリンクしている症状だと二人の医師は以前から指摘してきた。
 このアンテナは九百メガヘルツ(0.9ギガヘルツ)のCDMA信号波で、60マイクロワット/cm2以上のものではない、という。

 MICROWAVE NEWS September/October 2001 p.8


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