三重 幼児園の給食室でIH調理器の使用を一部制限

 施設内を完全電化していた三重県松阪市の三雲北幼児園と三雲南幼児園の給食室で、電気調理器の使用に一部制限を加え、ガスコンロの導入を考えていることが明らかになった。
 両園は、旧三雲町立の4幼稚園と2保育園をまとめて昨年度に新設。「ガスを使うより電気の方が環境にも良い」と完全電化で整え、両園に5台ずつ電気調理器を導入した。
 ところが、開園直後に調理員が電磁波を理由に頭痛を訴えたという。これを受け、町が民間業者に調査を依頼し、調べたところ、高い数値は出ず、調理員の体調不良も電磁波の影響かは確認できなかったという。
 だが、昨年10月末に自治労県本部の顧問医師が再度調査。その結果、電気調理器周辺の電磁波が、そのとき用いた装置による測定が可能な範囲の上限の2万mGを超え、「測定不能」となったという。設置されている電気調理器は多量のスープを作る際などに用いるずんどう鍋など大きな鍋に対応するタイプで、小さい鍋で調理した時のみ、鍋があたっていない部分から電磁波が出ることが原因という。
 自治労県本部などでは、例えば携帯電話で約50mGなのに対し、電気調理器で測定不能という結果が出たことなどから、市にガスコンロの導入や正しい使用方法の徹底などを要請していた。(『夕刊三重』2005年5月12日より)

カテゴリー: IH調理器, 報道 

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