各地の取り組み

京都市でUQ基地局撤去へ

 京都市内御所周辺のマンションに4年前にUQ基地局が増設されました。基地局電磁波に関して知識のなかったPさんでしたが、頭痛、耳の痛み、耳のつまり等の症状が出て、同居家族にも症状が出ました。Pさん家族は平日は市内中心部のそのマンションで生活し、週末は嵐山地区にある別の家で過ごしています。別の家では症状が出ないので、やがて「マンションのUQアンテナのせいではないか」と思い、反対の声を上げました。しかし3割ほどの住民は理解してくれますが、多くの人は関心がありません。でも健康問題は譲れないのでその後も反対の取り組みを粘り強く続けた結果、とうとう「撤去」の方向になりました。Pさんの並々ならぬ努力に敬意を表します。【大久保貞利】

静岡・河津町で共同アンテナ計画

 静岡県河津町のQさんの家から数mの至近距離に基地局計画が起こりました。計画はソフトバンク、NTTドコモ、auの共同アンテナで、「トンネル内の電波強化のため」(鉄道用か道路用か不明)ということです。Qさんは電磁波過敏症なので危機感を抱き、反対の取り組みを始めています。【大久保】

京都市でドコモ基地局計画

 京都市(前述記事と別)でNTTドコモが高さ20mの基地局を計画しています。住民Sさんから相談があり、いま反撃の準備中です。【大久保】

スマメ反対に「電気止める」文書-撤回させる

 東電は相変わらず「製造していない」「在庫がない」「国の決定だ」とうそを並べて事実上のスマートメーター強制を進めています。ところがなんと高崎市でスマメに反対するユーザー(会員)に「反対するなら電気を止める」という文書を送ってきました。さすがにこれはひどいと私(事務局長)から担当者に電話を入れ、「4月25日の院内集会で経産省も東電も『強制する法律はない』と言っている。それなのに電気を止めるとは暴挙だ。撤回しなさい」と厳しく追及しました。担当者は「わかりました」と回答し、文書は撤回されました。【大久保】

横浜でマンションのKDDI基地局計画阻止

 横浜市でマンション屋上にすでにワイマックスのアンテナがありますが、それに加えてKDDI基地局アンテナを2本追加する計画が判明しました。「第5世代用」ということです。住民のRさんは反対の声を上げました。はじめ理事と会いましたが「別に問題にすることではない」という態度でしたが、Rさんがいろいろ資料を集め、反対の輪を広めることで、最終的に追加提案は阻止されました。【大久保】

大阪でオルター電磁波セミナー、55名参加


 9月2日(日)午後、オルター(自然食品グループ)主催の「電磁波セミナー」が、オルタ―持尾センター(大阪府南河内郡河南町)で開催されスタッフ含め55名が参加しました=写真。テーマは『電磁波ってな~に?!』。講師は大久保貞利(当研究会事務局長)。自然食品グループ主催のセミナーだけに参加者の関心は高く、講演途中停電というアクシデントにも関わらず、集中したセミナーとなりました。質疑応答が活発で、オルタ―西川代表も発言し、盛り上がりました。私は西川代表とは初対面ですが、闊達で面白い人でした。【大久保】

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