東京都交通局からの回答

大久保様

 日頃より都営交通をご利用いただきましてありがとうございます。
 このたびは「鉄道等の二重運賃の中止を求めます」とのご意見をいただきました。
 弊局では都電、都営バスについては平成26年4月1日から、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーについては平成26年6月1日から、それぞれ消費税率の引き上げに伴う運賃改定を行います。それに伴い、PASMO等のICカードについては1円単位の運賃の収受が可能であること、約9割のお客様にICカードをご利用していただいていることから、消費税をより正確に転嫁が可能な1円単位の運賃を適用することにいたしました。一方で、現在の券売機や精算機等では1円、5円の小額硬貨に対応していないため(1円、5円の対応の改修は困難)、10円単位の運賃を適用いたします。
 なお、PASMOの読み取り部に採用しているアンテナは電波法による技術適合認定を受けたものを採用しており、ペースメーカーや人体への影響について、当局としては問題ないものと判断しておりますので、安心してお使い頂きたいと存じます。また、PASMOに関する個人情報の取り扱いに関するご懸念ですが、PASMOについては厳格な個人情報管理を行っており、お客様の使用履歴等が外部へ流出することはありません。最後にご高齢のお客様などは新しい技術の利用が困難である、とのご意見ですが,現金をチャージして改札機をタッチするだけでご利用することができ、行先を調べて乗車券を購入する手間がありませんので、ご高齢のお客様にも使いやすいシステムであると考えております。ICカードの使用方法等でご不明な点がありましたら、駅係員または都営交通お客様センター(03-3816-5700)にお問い合わせください。大久保様からいただいたご意見は局内で情報共有させていただきます。
 東京都交通局では、お客様からいただいたご意見を今後の事業運営の参考にさせていただくよう努めますので、引き続き都営交通をご利用くださいますようお願い申し上げます。
 このたびは貴重なご意見を賜りまして、ありがとうございました。

平成26年4月4日 東京都交通局 都営交通お客様センター M

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