各地の取り組み

群馬県太田市のソフトバンク基地局計画

 群馬県太田市でソフトバンクが基地局を計画しています。周辺住民の了解を得ているとソフトバンクは市に報告していますが、そんな事実はありません。このケースは約10年前の香川県高松市に似ています。当時はソフトバンクでなくボーダーフォンでしたが、一度は基地局は建ったものの、虚偽の報告が発覚し、稼働後何年か経過した後、基地局は撤去となりました。そこで住民たちは高松の住民と連絡を取りたいと、当研究会に相談がきました。【大久保貞利】

川崎市中原区でソフトバンク基地局計画中止に

 川崎市中原区のマンション屋上にソフトバンクが基地局を計画しています。周辺200m以内には、小学校、病院、老人ホーム、介護施設があります。当初1月中にソフトバンク社は建設工事を強行する予定でしたが、住民有志の反対で阻止しました。その後も、住民有志は精力的に取り組みを行い、当研究会から講師を招いて学習会を予定していましたが、突然、ソフトバンク社が中止することを連絡してきましたので、学習会も行われずに解決しました。【大久保】

愛媛県東温市のドコモ基地局計画中止に

 愛媛県東温市でドコモが40メートルの基地局鉄塔を計画しました。800M、1.5G、2.0Gの3周波数帯に対応する大型基地局です。住民のBさんはCS発症者であり、電磁波への影響を人一倍心配し、当研究会に相談にきました。周辺は農振区域で、200m先には住宅地域があるものの周辺の反応は今一でした。そこでBさんは当研究会発行の本を数冊購入し、主だった知り合いや友人に渡し、協力を仰ぎました。それが効果を発揮し、不在地主とも連絡がつき、建設計画は取りやめになりました。Bさんご夫婦の精力的な取り組みに敬意を表します。【大久保】

粘り強く取り組み、基地局計画を変更させる

 関東地区のソフトバンク基地局問題です。場所は「関東地区」として特定の場所は伏します。いきなり目の前15m先に基地局が建って住民Cさんは事態を知りました。それから紆余曲折がありましたが、残念ながら基地局は稼働されました。しかし、Cさんの粘り強い取り組みの結果、当初、Cさんから15mだった距離から26mに基地局は移設され、アンテナは当初3本だったのが2本に減りビームはCさんの家の方向に向かなくさせ、アンテナの長さも当初2.5mだったのが1.8mに縮まり、出力も1本30Wだったのが、1本は15Wに減衰されました。もちろん、Cさんは完全撤去が目標でしたが、それは実現されませんでしたが、粘り強い取り組みに頭が下がります。【大久保】

町田市の幼稚園で学習会

 2月19日、東京都町田市の幼稚園で電磁波の学習会がありました。幼稚園の近くにKDDIの基地局があり、園児たちへの電磁波影響を懸念する母親たちの希望から園が開いたものです。学習会には10数名が参加しました。若い母親たちは熱心に話を聞き、質問も多く出ました。園側はKDDIによる説明を聞いた上で慎重に対処したいと言ってました。【大久保】

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