カリフォルニア州、過敏症による障害を認める判決

 カリフォルニア州の控訴裁判所は、電磁波過敏症(EHS)としても知られるWi-Fi病は、障害者のための配慮が必要であるとの判決を下した。
 2021年2月18日、カリフォルニア州の第2地区控訴裁判所において、ブラウンさん対ロサンゼルス統一学区(LAUSD)の事件の判決が下された。裁判所は、「障害に対する合理的な配慮が提供されなかったというブラウンさんの訴えには十分な理由がある」と結論づけ、LAUSD勝訴の下級裁判所の判決を覆した。
 ブラウンさんは、LAUSDの学区で教師をしている。学校がWi-Fiシステムをアップグレードした後、ブラウンさんは「慢性的な痛み、頭痛、吐き気、かゆみ、皮膚の焼けるような感覚、耳の問題、息切れ、炎症、動悸、呼吸器系の合併症、頭がぼーっとする、疲労感など、すべてのマイクロウェーブ病またはEHSの症状」を経験した。
 ブラウンさんは、合理的な配慮を得るための努力が実らなかったため、LAUSDを訴えた。第一審裁判所では、LAUSDを支持する判決が下された。ブラウンさんは、その判決を不服として控訴し、勝訴した。控訴裁判所は、米国障害者法(ADA)とは独立して、またそれを超えて障害者保護を提供するカリフォルニア州の公正雇用住宅法(FEHA)に基づいて判決を下した。(以下略)【訳・網代太郎】
出典 California court ruling upholds Wi-Fi disability case

 

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