電磁波&関連ニュース
国際がん研究機関が、高周波電磁波の発がん性の再評価について「優先度が高い」と評価 国際がん研究機関(IARC)は、発がん性評価の優先度を決定するための諮問グループによる会合を2024年3月に開催、この会合の結論をまとめた論文が4月12日付で学術誌に掲載された。IARCが2025~2029年に行う評価・再評価作業で、高周波電磁波について「新た...
国際がん研究機関が、高周波電磁波の発がん性の再評価について「優先度が高い」と評価 国際がん研究機関(IARC)は、発がん性評価の優先度を決定するための諮問グループによる会合を2024年3月に開催、この会合の結論をまとめた論文が4月12日付で学術誌に掲載された。IARCが2025~2029年に行う評価・再評価作業で、高周波電磁波について「新た...
群馬県桐生保健福祉事務所の変更前のウェブページ(左)と変更後。 群馬県の桐生保健福祉事務所(保健所)のウェブサイトに「化学物質や電磁波に過敏な方へ」と題するページが掲載されたことを会報前号で紹介しました。ところが4月11日、「化学物質に過敏な方へ」にタイトルが変更されました。そして、当会へのリンクなども削除されました。 私(網代)が同事務所に電話し...
米NTPが携帯電波の研究を打ち切る 米国立環境衛生科学研究所は2月1日付で、米国国家毒性プログラム(NTP)における携帯電話電波に関する研究を終了すると(正式に)発表。同研究所は「この研究は予想以上に技術的に困難で、より多くのリソースを要するものだった。電波についての更なる研究は計画されていない」と述べた。(2/7 電磁界情報センターのウェブサイト...
3月6日付『京都新聞』。著作権保護のためi加工しています 3月6日付『京都新聞』の「地域プラス」の欄で、京都府舞鶴市の電磁波過敏症発症者のMさん(25歳。記事中は実名)のことが、とても大きく取り上げられました。電磁波問題をほとんど取り上げない日本のマスメディアにあっては、たいへん珍しいと思います。 Mさんの記事が掲載されたきっかけは、Mさんによる同...
網代太郎(電磁波研会報編集長) MedNISのホームページ 健康影響の懸念から5Gの展開を一時停止していたベルギーのブリュッセル首都圏地域政府が5Gを開始したことを会報第145号でお伝えしました。5Gのために電磁波の規制値も緩和しましたが、ICNIRPの国際指針値よりは厳しいままであり、5Gを無警戒に推進している日本とは事情が異なります。そし...
Aさん(東京都、電磁波研会員) Aさん宅近くに設置された基地局 KDDIが周辺住民に事前の説明なしに設置した東京都板橋区の携帯電話基地局の撤去を求めて、地元住民4名が、昨年(2023年)12月、東京簡易裁判所に民事調停を申し立てました(会報前号参照)。この調停が2月27日、簡裁墨田庁舎で行われました。KDDI側は弁護士が1人出席し、調停に応じ...
石黒貴子(電磁波研事務局) こんにちは、石黒です。最近、自分の仕事にも関わりのあるテーマで、大学の講演に参加をし、その後の懇親会に参加を致しました。これを聞くと、一見、本当に重い電磁波過敏症?と思われるかも知れませんが、実際には、1μW/cm2以上のところに5分もいれば頭がツーンとしてきて、密閉された場所でその状態でさらに長いこといれば、後になって...
服部知己さん(群馬県、電磁波研会員) 3月に群馬県内の保健所長を退職される服部さんは、かねてから「電磁波による症状で悩む方は、お住まいの自治体の保健所に相談したほうがいい」とおっしゃっていました。そこで、服部さんに、保健所(または市町村保健センター)への相談について電磁波研会報へのご寄稿をお願いしました。 原稿をいただいて以降、3月になって、服部さ...
電磁界情報センター発行のパンフレット 総務省、環境省主催の大磯町での講演会では、参加者にたくさんの資料が配付されましたが、一緒に参加した女性たちが猛反発したのが、電磁界情報センターが妊婦や小さい子がいる女性に向けて作ったパンフレット「プレママのための知って安心、電磁波のこと」。その中に「普段の生活環境の電磁波であれば、長い間、何回浴びても影...
■柏市で日本初の電気自動車への走行中ワイヤレス給電の公道実証実験を開始 東京大学新領域創成科学研究科は、千葉県柏市で、日本初となる自動車への走行中給電の公道での実証実験を開始すると発表。つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅近くの交差点に送電コイルを設置。電気自動車のバンと、プラグインハイブリッド車のスポーツタイプ多目的車の各1台に受電コイルを搭載する。送電...