WHOがゲーム依存を疾病と定義へ

 世界保健機関(WHO)の報道官が1月5日、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎにより日常生活が困難になる症状を「ゲーム障害」という新たな疾病として定義し、「国際疾病分類」(ICD)に加える見通しを明らかにしたと報じられました。スマートフォンの普及などに伴い、ゲーム依存が日本など各国で問題化しており、WHOは新たな疾患にすることで「各国政府が予防や治療、患者の社会復帰などの対策を決める際に考慮できるようになる」と期待しているそうです。
 WHOが国際疾病分類の第11版(ICD-11)の草稿に加えた「ゲーム障害」は、ゲームをしたい衝動が抑えられなくなり、日常生活など他のことよりゲームを優先し、健康を損なうなど問題が起きてもゲームを続け、または、よりエスカレートさせてしまう特徴があるとのことです。こうした症状が少なくとも12カ月続き、本人や家庭、社会、学習、仕事などに重大な支障が起きている場合、ゲーム障害として診断できると説明しています。
 国際疾病分類とは、疾病、傷害及び死因の統計を国際比較するための統計分類で、アルファベットと数字を用いたコードで表され、人口動態統計や健康情報の管理に使用されています。
 ICD-11は、今年の中頃に公開予定とのことです。【網代太郎】

参照:WHO Gaming disorder
       Gaming behaviour

 

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