携帯オフ車両署名5350筆提出

古庄弘枝さん(「携帯電話・スマホ電源オフ車両」を求める会代表)

署名にご協力いただいた皆様へ
★5350筆(署名用紙での署名とネット署名)の署名を、4月13日、国土交通省に届けました。
 <「携帯電話・スマホ電源オフ車両」を設けるよう指導してください>の署名にご協力ありがとうございました。
 2017年5月から2018年4月12日までの期間、5350名(署名用紙での署名とネット署名)の方から、署名をいただきました。
 その署名を今年4月13日に、国土交通省・鉄道局・鉄道サービス政策室・業務係長の鈴木政臣さんに届けることができました。
 提出にあたっては、参議院議員・神本みえ子さん(民進党)とその秘書・大塚照代さんの協力を得ました。
 提出当日には、古庄の他、自然環境活動家の山田征さん、「CS和の会」(化学物質過敏症発症者の自助グループ)主宰の猿渡温美さん、「はなちゃんカフェ」(化学物質過敏症患者による化学物質過敏症患者のための憩いの場)主宰の伊藤香さんが参加してくれました。
 国側からは、国土交通省の鈴木さんの他、総務省・総合通信基盤局・電波部・電波環境課・課長補佐の平野友貴さんも出席されました。彼らと話し合いの時間が30分間ありましたので、参加者は次のようなことを訴えました。
 風力や太陽光による発電設備のもつ深刻な諸問題について、全国で年間100回の講演活動を行なっている山田さんは、「全国を回っていると、最近はどの会場にも電磁波過敏症の人がいる。公共の交通機関である電車やバスに乗れない人が驚くほど増えている。これは死活問題だ。せめて、元の状態(優先席での終日電源オフ)に戻してほしい」と。

国交省「ヘルプマーク促進を後押し」

ヘルプマーク

 猿渡さんは、次のように実情を訴えました。
 「化学物質過敏症は電磁波過敏症も併発することが多い。彼らは電車に乗れないので、会の会合にも参加できない。私も普段は電車には乗らない。スマホをもつ人に囲まれると頭が朦朧として体が崩れ落ちるからだ。今日は、電磁波を反射するアルミ板シートを用意して、電車に乗ってきた。そのシートには赤いヘルプマークをつけ、次のように書いている。
 <電磁波過敏症です。携帯電話やスマホの電磁波で具合が悪くなります。私の頭や心臓の近くでスマホなどの通信機器を使わないでください。ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします>。
 車両の一部だけでも、電源OFFスペースを設けてほしい」
 常に、「私は化学物質過敏症・電磁波過敏症です」と書いた「緊急の際のお願い」シートと診断書を持参して電車に乗り、ヘルプマークをカバンに下げているという伊藤香さんは、次のように要望した。
 「化学物質過敏症や電磁波過敏症など、環境過敏症の人は増えている。せめて1車両だけでも、優先席にヘルプマークを8個ぐらい貼って、その空間だけは終日電源OFFとする車両を実現させてほしい」と。
 ちなみに、ヘルプマークとは、「内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からはわからない方々が、周囲の配慮を必要としていることを知らせることで援助を得やすくなるように東京都が2012年に作成したマーク」。
 私からは、「電磁波過敏症は急増し、深刻化している。当事者やその家族の方々が必死に署名を集めてくださった。ぜひ、後退した部分を元に戻して、電源OFF車両を実現してほしい」と、要望しました。
 また、諸外国に比べて電磁放射線から子どもを守るための規制・勧告などが全くない日本政府の姿勢を指摘。
 最終的に、国土交通省の鈴木さんからは、「要望を各鉄道会社に伝える」「鉄道各社に対して優先席へ貼るヘルプマークの促進を後押しするところから取り組んでいきたい」という前向きな回答を得ることができました。 署名にご協力いただき、本当にありがとうございました。感謝し、ご報告いたします。

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