会報第133号の主な記事

2021.11.28発行

スマートメーターのオプトアウト(拒否)制度はすでに開始
エネ庁担当者が明言

 経済産業省資源エネルギー庁(エネ庁)の検討会[1]が、スマートメーターをオプトアウト(拒否)した需要家(電力消費者)から追加料金をとる方針を打ち出したことに対して、その撤回などを求める要求書を当会は提出しました(会報前号既報)。一般送配電事業者(電力会社)からの回答は、前号でご紹介しました。前号発行後の9月29日、エネ庁の担当者と会談して回答をいただきました。担当者は、有料化の検討については具体的な回答を避けましたが、ハッキリしていなかったオプトアウト制度の開始時期については、すでに開始しているという見解を示しました。つづきを読む

スマートメーター 通信部を外しても30分ごと使用量データ取得
東京新聞が報道

東電、中国電はすべて
東北電、中部電は一部

 スマートメーターの通信部を外した場合でも、一般送配電事業者(電力会社)が、メーター本体内に記録されている30分ごとの使用量データを検針時に取得していると、東京新聞が10月24日に報じました。30分ごとのデータを提供したくないという理由からスマートメーターをオプトアウト(拒否)したいという需要家(電力消費者)の訴えに応じて通信部を外していた場合は、オプトアウトを有名無実化することになるので、問題です。
 東京新聞が事業者10社に取材したところ、通信部を外したスマートメーターについて、以下の通りでした。つづきを読む

スマートメーターから個人情報をもらって ビジネスに利用したい企業側は匿名
国の検討会で

 スマートメーターから取得したデータをビジネスなどに利用しやすくするための課題などを検討する資源エネルギー庁(エネ庁)の検討会。利用する可能性がある企業などからの参加者の個人名が非公開で、議事要旨を見ても発言者がすべて匿名になっていると、東京新聞が10月4日に報じました。記事は「自分の名前さえ明かしたくない人たちが『人さまの個人情報を使わせて』というのは虫が良すぎないか」と皮肉っています。つづきを読む

“離れた場所へ電波で給電”屋内限定で解禁へ
強い電波被曝の恐れ(数十μW/cm2以上)

 離れた場所へ電波を送信して電力を供給する「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム」が、年度内に実用化されると報道されています。このシステムを導入した屋内にいる人々は数十μW/cm2以上の強い電波に被曝し続ける恐れがあると見られ、健康影響の多発が懸念されます。つづきを読む

欧州委員会 5Gなど厳しい規制提案の市民団体を登録
署名が100万人集まったら 法案を提出するかどうか検討

 欧州委員会(EU)は10月7日、「ストップ(((5G))))-接続されつつ防護を」という市民団体を「欧州市民イニシアティブ(ECI)」に登録しました。ECIとは、EUが権限を持つ政策分野について、加盟国7カ国から計100万人以上の署名を集めれば、欧州委員会に対して立法を提案することができる制度です。つづきを読む

調布市、野田市も携帯事業者へ要請
基地局設置時の住民への周知など

市民の声や請願を受け

 東京都多摩市が、市議会への政策提案(陳情のようなもの)をきっかけに、携帯電話事業者各社に対して、基地局設置の周辺住民への事前周知を求めたこと(2015年)、さらに、市議会への5G規制の陳情を受けて、再び要請することになったこと(2020年)を会報第128号でご紹介しました。事前周知が徹底されれば、ある日気がついたら自宅の目の前に基地局が建っていた-という事態は、避けられる可能性が大きくなります。
 同様の取り組みは、他の自治体でも行われていましたつづきを読む

5G基地局の形状

 第5世代移動通信システム(5G)の基地局はどのような形をしているのか、と時々尋ねられます。そこで、調べて見ました。

平面型
 ①は会報第125号で紹介した、都議会議事堂北側の歩道に設置された5G基地局です。②は楽天モバイルの3.7GHz帯用の5G基地局です。これらのような平面型のアンテナは、5G基地局の典型です。平面の部分に多数のアンテナ素子(電波を送受信する部分)が配置されています。つづきを読む

各地の取り組み

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする