米国アラバマ州知事は、電磁波過敏症に関する2020年宣言(ALABAMA PROCLAMATION ON ELECTROMAGNETIC SENSITIVITY 2020)を発表しました。
「アラバマ州と世界中のあらゆる年齢層の人々が、地球規模の電磁汚染の結果として、電磁波過敏症(EMS)別名電気過敏症やマイクロ波病という病気を発症しています」。
背景
アメリカで何年にもわたって出された宣言には以下のようなものがあります。
- ワイオミング州ジャクソンホール市 携帯電話への注意喚起(宣言)
- 電気過敏症に関するコロラド州知事宣言(2009年)
- コネチカット州知事が電気過敏症に関する声明を発表
- フロリダ州ブロワード郡、郡長が電気過敏症に関する声明を発表(2009年)
- メイン州ポートランド市長Mavodenes, Jr.が2011年10月を「携帯電話啓発月間」と宣言し、宣言を発表しました
- フロリダ州ペンブロークパインズ市の無線に関する宣言と決議
アラバマ州知事による電磁波過敏症に関する2020年の宣言
アラバマ州と世界中のあらゆる年齢層の人々が、地球規模の電磁汚染の結果として、電磁波過敏症(EMS)別名電気過敏症またはマイクロ波病の病気を発症している。
一方、電磁波過敏症は、治療法が知られていない電磁波放射に対する過敏反応の痛みを伴う慢性疾患である。EMSの症状には、皮膚の変化、急性のしびれやしびれ、皮膚炎、潮紅、吐き気、ストレス、視覚障害、重度の神経学的、呼吸器系、言語障害、慢性的な睡眠障害や睡眠不足、その他多数の生理的症状が含まれている。
電磁波過敏症は、米国障害者法、米国アクセス委員会、および多数の委員会によって認識されている。
この病気は、屋内外の両方の環境で、電磁波の削減や回避、さらに科学的な研究を行うことにより、予防することができるかもしれない。
よって、アラバマ州知事Kay Ivey(ケイ・アイビー)は、2020年5月をアラバマ州の電磁波過敏症月間とすることをここに宣言する。【訳・網代太郎】