シンポジウム もう一つのヒバク 携帯電話基地局の健康被害を考える(1)

  • 基調講演 「電磁波についてのリスクコミュニケーション」
  • 携帯電話基地局周辺における健康調査報告 「兵庫県川西市の健康調査と電磁波過敏症について」
  • ・携帯電話基地局周辺における健康調査報告「福岡県太宰府市の健康調査」 近藤加代子さん(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)
    ・携帯電話基地局周辺における健康被害事例報告 Aさん(兵庫県川西市)


     シンポジウム「もう一つのヒバク 携帯電話基地局の健康被害を考える」が2012年3月24日、都内の東京ウィメンズプラザで開かれ、220名が参加しました。
     このシンポジウムは、延岡裁判(会報73~75号参照)の判決を控えたこの時期に基地局問題についての世論を盛り上げようと、新城明美さん(携帯電話基地局問題を知らせる会代表)が提案、企画し、電磁波から健康を守る全国連絡会が主催。これに参加する全国の団体、個人が、資金援助や準備、当日の運営にご協力くださいました。当会も全面的に協力しました。
     シンポジウムでは、携帯基地局によって健康被害を受けた住民8名(6事例)と、被害を調査した研究者ら3名が報告しました。これほど多くの事例が一度に紹介されるのは全国初です。
     さらに、荻野晃也さん(電磁波環境研究所)が最近の研究などについて、髙峰真さん(弁護士)が海外視察も踏まえた法規制のあり方について講演しました。
     シンポに先立ち、代々木公園から会場までピースウォーク(デモ行進)が行われ、基地局問題をアピールしました。
     また、前日には、シンポで講演、報告する方々のうち、荻野さん、新城哲治さん(医師)、新城明美さん、髙峰さんが、自由報道協会で記者会見を行いました。
     記者会見の録画、及びシンポジウムの録画は、ウェブ上で閲覧することができます。連絡会のウェブサイトにアクセスしてください。
     当会報では、何回かに分けて、当日の講演、報告内容をご紹介いたします。なお、掲載した内容は、ご本人及び編集者の推敲により、当日の内容と若干異なる場合があります。【会報編集担当】

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