基地局の制限を求めドコモと市長あて署名運動


Aさん(愛知県日進市南山の電磁波を考える会、電磁波研会員)

 愛知県日進市のAさんらが、ドコモあてと市長あての署名運動に取り組まれました。
 ドコモあての署名のみ継続中とのことです(現在まで計1507筆)。ご協力いただける方は、当会事務局で電子メールでご連絡いただければ、署名用紙をお送りします。電子メールを利用できない方は、Aさんのご連絡先をお伝えいたします。


 わたくしは愛知県日進市に在住し、残された豊かな森のある団地内の瞑想と呼吸を深めるB先生のヨガ教室に週に2~3回通い、教室のアシスタントもさせていただき3年が経ちます。
 この1年でじわじわと体調に変化が現れ、特に電磁波にはとても敏感になりました。瞑想ヨガ教室をご自宅として開放して下さいますB先生には特にこの数年は、様々な健康不調が現れていらっしゃいました(目眩、耳鳴り、頭痛、吐き気、皮膚状態悪化…他)。症状が現れ始めた頃には全く原因が分からず、大きな病院で検査をしても問題は病院で現れないこともあってか『問題ない範囲』とされましたが、自宅で次々に起こる症状に長く悩まれていらっしゃいました。教室の生徒さまの中にもキッチン等のお掃除をされたあとなどに、耳鳴り、頭痛を訴えられることもございました。

ヨガの先生の自宅の隣に基地局
 ある日、ふと勝手口から森を見上げましたら、以前は気づかなかったドコモの携帯電話無線局がご自宅敷地に非常に隣接して建っていることに気がつきました。近隣の方々のお話をうかがうと同じように『体調不良がある』とのことでした。直接ドコモ東海に電話で問い合わせをしましたら、2GHzと800MHz電磁波を放っていることが分かりました。この電磁波問題はわたくし達だけの問題ではなく、近隣住民のみならずあらゆる生命に与えている影響を想像したらゾッといたしました。基地局問題を学ばせていただくうちに、やはり24時間、目の前に無断で強い電磁波を放ち続ける事の無慈悲さに、仲間と10回近くドコモ東海に無線局の移動か撤去を切にお願いして参りましたが、『最低限の電波であり、問題はない』と繰り返すばかりで、真摯なご回答をいただくことが出来ず、地権者さまに会いに出向いたり…との日々が続きました。地権者さまからは『私ではどうにもならない、署名を集めなさい』との言葉。あらゆるすべての生命、自然保護のために仲間の皆さま、知人、志ある皆さまと支え合いながらドコモ東海への署名付き要望運動を始めました。電磁波測定士の方をお呼びし、敷地内や団地の各所も測定していただきました。
 瞑想ヨガのレッスンをする教室のある側の部屋からはトルマリン入り珪藻土を施していたためか、強い電磁波の測定はされず安心な状態でしたが、アンテナ無線局に近い側の部屋からは高い数値が測定されました。

署名を提出、ドコモあてはさらに継続
 既に日本全国あちこちに次々と建てられていく基地局。少しでも被害を減らしていけるように、通信事業者には市独自の条令もしくはガイドラインを制定し、市内でのアンテナ建設(増設も含む)は必ずその条例を守り市民や次世代も安心できる環境維持の妨げとならず、豊かな自然を他生命や植物を脅かさないような街づくり、保全の一環として市長への署名付き要望も同時に進める事になりました。
 第一回目の集約された1ヶ月足らずで1300名を超える署名をドコモ東海の担当者と約1時間の丁重なる話し合い、お願いを重ねさせていただいた後、直接手渡しさせていただきました。
 日進市市長宛要望書(署名1448筆)は1月18日に提出しました。現職市議会議員3名さまが市長、都市計画課、総務課の方々へ要望を説明させていただく場所と時間を作って下さり、約1時間もいただきました。まずは基地局電磁波の危険性をお話しさせていただき、市内で基地局電磁波被害が起きている現状、国内の基地局建設に関する条例や要綱が制定されている自治体の例、内容、5G、6Gへ進められ、国民監視社会への流れが起きていること、一般市民が奴隷化していきかねない状況、海外で電磁波研究や反対運動があることを、B先生とお伝えさせていただきました。開発やインフラ整備は常に市民生活、市民の健康、他生命、自然保護の目線で、と切にお願いして参りました。
 二つの署名運動を進める中で、地域の多くの皆さまに現状の4Gでも既に住宅に隣接する基地局電磁波は有害な影響を与えていることをお伝えでき、認識が拡がったのではないか、と思っています。説明には電磁波問題市民研究会会報や大久保事務局長の本からも資料として配布させていただきました。
 このような運動が日本全国の皆さまであちこちで実践され、電磁波問題の真実に気づいていけますよう仲間と共に祈っております。『電磁波問題』に永く携わって下さり、こうして電磁波問題市民研究会からたくさんの情報と智恵がいただけること、改めまして深謝しております。長文、最後までお読み下さり誠にありがとうございました。
 ~感謝~

ドコモあて要望書

4G・5G(第4世代・第5世代移動通信システム)の展開に際して、住民のほぼ一年に及ぶ健康被害を、逃げることなく真剣に受け止めていただき、日本国憲法第二十五条第一項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」に基づき、住宅に近接して立てられた日進市南山エピックの基地局アンテナの撤去と、住民の健康・福祉、また、あらゆる生命・自然を保護するための迅速で適切な対処を求めます。
【趣 旨】
[略]
【要望事項】
1.住宅に異様に近接して設置され、近隣住民に既にほぼ一年に渡り継続して健康被害を及ぼしている南山エピック内のNTTドコモ4G基地局アンテナの稼働の停止・撤去を求めます。
2.日進市内の基地局アンテナに関し、これ以上の増設および展開の中止を求めます。
3.基地局アンテナを住宅地に向けて設置しないでください。
4.基地局アンテナを住宅地に向けた場合は、該当する範囲の住宅・住民全員に対し、電磁波から身を守るための電磁波シールドの設置、もしくは同等のシールド効果のある器具を配布してください。
5.全国的な疫学調査で安全であることが確認されるまで、基地局アンテナの建設や展開を一時停止することを求めます。

日進市長あて要望書

日進市長 近藤ひろき 様

携帯基地局等工作物の建設に際し、住民説明の規定を入れる条例または要綱の制定を求める要望書

愛知日進市南山の基地局電磁波を考える会
A・B(南山)
[連絡先略]
【趣 旨】
[略]
【要望事項】
基地局アンテナ建設や展開に際して、電磁波の市民の被ばくを最小限に抑え、次世代が安心して過ごせる教育・街づくりに向けて、住民の健康と福祉、あらゆる生命、自然を保護するため、携帯基地局等工作物の建設に際し住民説明の規定を入れる「日進市独自のガイドライン(条例または要綱)」の制定を求めます。

 

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