アナログメーターの設置事例

 現在、電磁波研のホームページにて、「スマートメーターを設置した東電との闘い」として、一度設置されたスマートメーターをアナログメーターに交換させた私の体験談を紹介していますが、私の周辺でもスマートメーターを巡る事例が幾つかありましたので、簡単に紹介したいと思います。

事例1 健康被害の懸念を訴えアナログメーターに交換させる
 埼玉県にお住まいの方です。本年3月頭に「電気メーターをスマートメーターに交換する」旨のチラシが自宅に投函され、その2日後に工事をされてしまい、工事前にスマートメーター拒否の意志を伝えることが出来ませんでした。
 そこで、3月下旬に東電に電話して、「スマートメーターの電磁波が健康に悪影響を与えることを知ったので、アナログメーターに戻して欲しい」と要求したところ、「全戸をスマートメーターに替えることになっているし、古いメーターはもう使えないので了解して欲しい」と言われますが、それでも引き続き「健康被害は困る。まだ使えるアナログメーターがあると聞いているので是非替えて欲しい」と要求すると、折り返し電話が来ることになりました。
 担当者から折り返しの電話があったので、同様の要求をすると、「検討して来週に連絡します」と言われました。しかし、1週間たっても何の連絡もないので、こちらから連絡をすると「うっかり忘れていました」とのことでした。回答としては、「アナログメーターへの取り替えはしますが、いつまでそのままか保証は出来ないので、そこは了承して下さい」「理由は、国全体がその方向に進んでいること。検針員をいつまで確保出来るかわからない。また、電力自由化に対応するため」とのことでした。
 この方によると、東電は、こちらと論争をするような態度ではなかったとのことです。また、「検討結果を連絡するのを忘れていた」という言い訳については、本当かどうか怪しいものだと思ったということでした。

事例2 新築予定の家にアナログメーターをつけさせる
 神奈川県にお住まいの方です。この方は、家を新築することになり、電気メーターをアナログメーターにしたいと希望していました。
 そこで、本年4月中旬頃、東電に電話して「アナログメーターをつけて欲しい」と要求したところ、最初は「だめだ」と言われたのですが、健康問題で押したところ、「検討してみる」ということになり、2時間後に電話がかかってきてアナログメーターをつけることになったということでした。「ただし2023年以降は全てスマートメーターになるため、それまでである」とも言われたそうです。

事例3 確約を破られ一旦スマートメーターに替えられてしまう
 東京都にお住まいの方です。本年4月に「電気メーターをスマートメーターに交換する」というチラシが自宅に投函されたので、東電に電話して「健康被害が心配だ」と言ったら、「今回は替えません」ということになりました。ただし、「今のアナログメーターの期限は3年後まで。もう、アナログメーターは作ってないので、3年後にはスマートメーターに替えます」とも言われたそうです。
 さて、取りあえずは一件落着かと思いきや、数日後、帰宅すると、なんとスマートメーターに交換されていて驚愕したそうです。電話での確約は一体何だったのかということで、再度東電に電話をして、確約をした人に抗議したところ、「伝言が伝わっていなかった」とのことでした。途中、別の人たちに「アナログメーターには替えられない」と言われもしましたが、何度かのやり取りのあと、アナログメーターに交換してくれることになったそうです。

 この3つの事例を見ると、こちら側が強く要求をするとアナログメーターに交換もしくは新設されることになってはいます。しかし、期限があるということも強調されています。これは、2014年に閣議決定された国のエネルギー基本計画で、「2020年代早期に、スマートメーターを全世帯・全事業所に導入する」とされたことが根拠だと思われます。従って、今後については予断を許しません。
 また、東電の「連絡するのを忘れていた」や「伝言が伝わっていなかった」という言い訳には、随分といい加減な印象も受けますし、そもそもその理由が本当かどうかも怪しいものだと思います。
 いずれにせよ、スマートメーターに関しては、遠からず本番の闘いをしなければならない時がやってくるでしょう。まずは、1人でも多くの人がスマートメーターに疑問を持ち、考え、拒否するように働きかけていきましょう。【渡邊幸之助】

カテゴリー: スマートメーター 

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