■共産党千葉市議団が携帯電話基地局設置紛争予防条例を提案
10月6日までを会期とする千葉市議会定例会に、共産党千葉市議団が「千葉市携帯電話基地局の設置又は改造に係る紛争の予防と調整に関する条例」を提案した。会期初日の9月8日、福永洋議員が登壇して、携帯電話会社が基地局の設置工事を着手する前に近隣住民等に対して計画概要を説明すること等を定めることにより、近隣住民が知らない間に基地局が設置されることによる紛争の発生を未然に防ぐことを目的とし、この条例によって近隣住民の持つ不安の解消を図ろうとするものだと提案理由を説明した。(9/8椛澤洋平・千葉市議のフェイスブック)
■27GHzの電波でムラサキイガイの精子にダメージ
イタリア・カターニア大学のRoberta Pecoraro(ペコラーロ)博士らが、第5世代移動通信システム(5G)で利用されている電波と同じ周波数の27GHzの電波をムラサキイガイの精子に照射する実験を行ったところ、精子の運動性は曝露10分後に低下し、30分後にはほとんどの精子が動かなくなることが分かった。国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が定める6GHz超の職業曝露指針値10mW/cm2以下の強さの電波を照射し、10分、20分、30分、40分、50分後に光学顕微鏡で観察するなどした。10回の反復実験を行い、統計解析を行った。(Biological Effects of Non-Ionizing Electromagnetic Fields at 27 GHz on Sperm Quality of Mytilus galloprovincialis)
■非常時の事業者間ローミングと公衆Wi-Fi利用を検討
KDDIの大規模通信障害を受け、総務省は、通信障害や災害などの非常時に臨時的に他の事業者のネットワークを利用する「事業者間ローミング」の実現へ向けて課題を議論する「非常時における事業者間ローミング等に関する検討会」の第1回を9月28日に開催する。年内に基本的な方向性をまとめる方針。ローミング導入のほか、非常時にデータ通信ができるよう、公衆Wi-Fiサービスを契約者以外でも活用できるようにすることも併せて検討する方針。(9/20東京新聞)
■リニア工事現場で骨折事故
長野県豊丘村のリニア中央新幹線伊那山地トンネル戸中・壬生沢工区で9月8日午前0時15分ごろ、村内の共同企業体工事事務所に住む建設作業員が後退してきたバックホーに左脚をひかれ骨折する事故があった。トンネル内での工事は中断した。同工区では斜坑(作業用トンネル)掘削が終わり、リニアの車体が通る本坑(本線トンネル)掘削開始に向け準備工事が行われていた。(9/9信濃毎日新聞)
■リニア工事、東京と愛知でシールドマシン故障
リニア中央新幹線の品川駅(東京都)付近の「北品川非常口」で始めた大深度地下トンネルの「調査掘進(くっしん)」の途中でシールドマシン(掘削機)が止まっている問題で、JR東海は8月9日、掘削しやすい土の硬さにするために混ぜる添加剤の量が足りず、土が掘削機前面に付着し、掘削機が故障したことが原因とみられるとの調査結果を公表した。掘削機前面には部品の破損もあり、この修理や付着土の除去のため、調査掘進再開は来年前半にずれ込む見通し。
また、同社は同日、準備作業を進めていた愛知県春日井市の「坂下西工区」でも掘削機の一部が故障していたことを明らかにした。同工区では、今年3月までに調査掘進を始める予定だったが、掘削機を調整する必要が生じて延期した。調整後の7月、準備作業の一環で掘削開始地点のコンクリート壁を掘り始めたところ、刃の一部が欠けて作業を停止した。刃の修繕や強化を施し、秋から冬にかけての開始を目指す。(8/10東京新聞)
■スマホ持たない人の80%が20代の若者
株式会社ライボの「Job総研」が18~59歳の社会人を対象に「スマホ使用の実態調査」を8月31日~9月5日、ネット上で実施。2235人が回答。
・スマホを所有しているのは99.1%
・所有していない回答者20名のうち80%が20代
・所有しない理由は「本体が高い」「ランニングコストが高い」「PCで間に合う」
・所有していない20名のうち95%が「今後も所有しない」と回答
・歩きスマホをした経験があるのが87.9%
・歩きスマホをして「危険を感じたことがある」18.5%、「少し危険を感じたことがある」47.1%
・スマホ依存度チェック10項目のうち、3項目以上に該当するスマホ依存者が79.6%
・依存者の割合が多いのは、男女別では女性、年代別では20代
・コロナ禍でスマホ使用時間が「すごく増えた」22.6%、「増えた」32.2%
・スマホの1日の使用時間についてすべての回答者の平均は、コロナ前の3時間32分に対して、コロナ禍では4時間54分となり、1時間22分増加
・増えた理由は「コロナ禍で人と会う機会が減ったから」「コロナ禍で行動規制がかかったことでの孤独感を埋めるため」「在宅時間の増加で暇な時間を埋めるため」
(9/12株式会社ライボ)(9/20株式会社ライボ)