電磁波&関連ニュース

■小学生に無線端末を持たせる見守りサービス
 小学生に無線端末を携帯させる見守りサービスが今年5月、神奈川県小田原市で試験導入される。サービスを運営する「otta(オッタ)」(福岡市)が地元企業から協賛金を得て端末と受信機を提供する。このサービスは2014年にスタートし、現在は福岡県内を中心に全国22自治体で稼働。お守り袋などに入れられた小型端末(8グラム)を登下校中の児童に携帯させ、端末から発信されるブルートゥースを通学路上の店舗などに設置した専用ルーターが受信。通学路以外でも、一部のタクシーに搭載された決済用端末や専用アプリがダウンロードされたスマホとも自動で通信することで位置情報が同社のサーバーに記録され、保護者は有料サービスに加入すればスマホから位置情報を確認できる。小田原市では5月から市立の三の丸小、足柄小、芦子小の3校で先行導入。希望する約1500人の児童に端末を配布し、1学区につき20カ所ずつルーターを設置する。市教委は今後、市内全25校計8500人を順次、対象にする。(2/13 神奈川新聞)

■「そよ風クリニック」の外来診療が4月で終了
 化学物質過敏症の診療・研究の第一人者である宮田幹夫医師の「そよ風クリニック」(東京都杉並区)の外来診療が4月いっぱいで終了する。紹介状、受診証明書などの書類が必要な方々のために、閉院はしばらく延長する。診療終了の理由などについて宮田先生は「もう少し頑張れるかと思ったのですが、加齢のためか急速に気力、判断力の低下を自覚したため」「理解して頂ける先生方も増え、紹介状も書けるようになってきております」と述べている。(2/28 化学物質過敏症支援センター『CS支援第131号』)

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