「スマートメーターから出火」情報 10件に増えた!

 インターネットの「事故情報データバンクシステム」に、東京都内で発生した「火災事故」計4件が登録されていることを会報第109号でご紹介しました。火災情報はさらに増えており、3月23日現在、10件となっています。
 「事故情報データバンクシステム」http://www.jikojoho.go.jp/ は、関係行政機関が保有する生命・身体に係る消費生活上の事故の情報を一元的に集約したデータベース。事故の再発、拡大の防止に資する環境整備の一環として、消費者庁と国民生活センターが連携して、関係行政機関等の協力を得て実施している事業です。インターネット経由で事故情報を自由に閲覧・検索することができます。
 「スマートメーター」のキーワードで検索すると、全部で30件が表示され、そのうち10件は東京都内で昨年1~7月に「当該スマートメーターから出火し、当該製品を焼損する火災が発生。現在、原因を調査中」というものです。
 同システムの「お問い合わせ」のページには「個別の事故情報についてのお問い合わせにはお答えできません。」と記載されています。そこで、筆者はスマートメーターによる火災情報が掲載されていることについて昨年11月15日に東京電力に電話で問い合わせましたが、いまだに回答がありません。

健康影響発生は16件
 火災以外では、スマートメーターによる健康影響の発生を訴えるものが16件、電磁波過敏症なのでアナログメーターにしてほしいが電力会社が応じないというものが2件、その他の理由でスマートメーターを拒否したいが電力会社が応じないというものが2件あります。
 健康影響については、たとえば以下のような訴えがありました。
○電力会社が電気メーターをスマートメーターに交換されたため、電磁波の影響で体調を壊した。旧メーターに戻して欲しい。(50歳代。2016年7月受付)
○持病がある。昨年、電力会社が交換したスマートメーターで体調がさらに悪くなったため以前と同じタイプのメーターに戻してほしい。(40歳代。2016年2月受付)
○私も娘も電磁波過敏症。電力会社に電磁波の強いスマートメーターに交換要求され断ったが、国策だと応じてくれない。(40歳代。2016年6月受付)
○スマートメーターの前で作業をしていたら吐き気がして、頭がフラフラした。消費者事故の調査機関への申出書がほしい。(40歳代。2016年10月受付)
○2月に電気メーターがスマートメーターに取替られてから妻と娘の体調が悪い。従来メーターに戻すよう求めたが法律で決定済と拒否。(70歳代。2017年3月受付)
○スマートメーターに変わってから頭が痛くなり気分が悪い。元のメーターに戻してほしいが、納得できる対応をしてもらえない。(60歳代。2017年6月受付)
○電磁波過敏症を患っている。電力会社に原因となっているスマートメーターの撤去を申し出た処、消費者センターに相談を促された。(30歳代。2017年8月受付)
○ガス会社と電力小売り契約をしたら、勝手にスマートメーターに交換されて健康被害が起きた。アナログメーターに戻して欲しい。(30歳代。2017年12月受付)
○スマートメーターを取り付けたが、それ以来頭痛と、耳鳴りがする。一旦取外して体調の回復を見たいが、電力会社から断られた。(50歳代。2018年1月受付)
○電磁波過敏症で受診中。隣家のスマートメーターをアナログ方式に変更するよう電気業者に伝えても対応してくれない。(60歳代。2018年3月受付)
【網代太郎】

 

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